フランス北部シェルブールで、日本向けのMOX燃料が積まれた貨物船(2017年7月4日撮影)。(c)AFP/CHARLY TRIBALLEAU 【7月6日 AFP】使用済み核燃料を再処理してつくられたMOX燃料(ウラン・プルトニウム混合酸化物燃料)を積んだ貨物船が5日、厳重な警備の下、フランス北部シェルブール(Cherbourg)の港から日本に向けて出港した。現場では環境保護活動家らによる抗議デモも行われた。 MOX燃料は港から約20キロ離れた場所にある仏原子力大手アレバ(Areva)の施設から、トラック2台に積まれて夜明け前に運び込まれた。数十台の車両に護衛され、上空からの警備のためヘリコプター1機も投入された。 車列が港に到着する直前、環境保護団体グリーンピース(Greenpeace)の活動家約20人が横断幕を掲げて抗議デモを行い、車列に発煙弾を投げつけた。 フランスから日本へのMOX燃
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