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コンゴに関するvaivieのブックマーク (7)

  • 紛争鉱物の規制を撤廃? アメリカの強欲がアフリカで新たな虐殺を生む

    アフリカで武装勢力の資金源になっている鉱物資源の売買を規制する決まりがなくなれば、最悪の紛争が帰ってくるかもしれない> 中部アフリカ諸国で産出され、武装勢力の資金源になっている「紛争鉱物」を規制する国際社会の動きに逆行しようとしている国がある。ドナルド・トランプ大統領のアメリカだ。 もし米政府が企業に紛争鉱物の売買を規制する現行の法律を廃止すれば、アフリカ中部の資源国で紛争や汚職が拡大する恐れがあると、米上院議員や人権団体は警鐘を鳴らしている。 2010年にバラク・オバマ前米大統領の政権下で成立した金融規制改革法(ドッド・フランク法)に定められた紛争鉱物の条項は、米企業が製造した製品にコンゴ民主共和国(旧ザイール)で調達した紛争鉱物が含まれているか否かについて、企業側に開示義務を課す。 【参考記事】世界一高価で血に濡れたコンゴの「紛争パスポート」 中部アフリカ諸国には、希少で高付加価値の

    紛争鉱物の規制を撤廃? アメリカの強欲がアフリカで新たな虐殺を生む
  • 紛争下のコンゴ、中央カサイの避難民100万人以上に 国連

    コンゴ民主共和国の北キブ州で、紛争地域の村から徒歩で避難する人々(2016年2月10日撮影、資料写真)。(c)AFP/FISTON MAHAMBA 【4月23日 AFP】アフリカ中部コンゴ民主共和国の中央カサイ(Kasai-Central)州で、政府側のコンゴ民主共和国軍(FARDC)と部族勢力側の民兵組織の激しい衝突により、これまでの8か月間で住民100万人以上が避難を余儀なくされている。国連(UN)関係者が21日、明らかにした。 同州では昨年8月、ジョゼフ・カビラ(Joseph Kabila)大統領に対する武力闘争を続ける部族勢力のカムウィナ・ンサプ(Kamwina Nsapu)首長(別名ジャンピエール・ムパンディ、Jean Pierre Mpandi)が政府軍に殺害されたことを機に衝突が始まった。 国連人道問題調整事務所(OCHA)のイボン・エドモウ(Yvon Edoumou)氏がA

    紛争下のコンゴ、中央カサイの避難民100万人以上に 国連
  • コンゴで警察官42人殺害、国連専門家も遺体で発見

    <在任期間を過ぎても大統領の座に居座り続けるカビラと反対勢力の対立は、国連専門家も巻き込む最悪の事態に> コンゴ(旧ザイール)中部の中央カサイ州で24日、警察官と地方武装勢力が衝突し、警察官42人が斬首された。与野党勢力の衝突が続く現地でも、最悪のケースと見られる。 当局によると、殺された警察官たちは同州の中心都市ツィカパからカサイ州カナンガへ移動していた。今は亡き部族長カムウィナ・ンサプ(Kamwina Nsapu)に忠誠を誓う民兵組織が襲撃したとき、命が助かったのは、地元の言語であるツィルバ語を話した6人だけだった。同日、フランソワ・カランバ同州知事の話としてAP通信が伝えた。 コンゴでは、ジョゼフ・カビラ(Joseph Kabila)大統領が任期切れを無視して権力の座に居座った昨年末以来、与野党の紛争が激化している。 【参考記事】コンゴを引き裂く2つの殺戮部隊 ンサプ(別名Jean-

    コンゴで警察官42人殺害、国連専門家も遺体で発見
  • コンゴのデモ弾圧は、数百万人が死んだ内戦再燃の前触れだ

    <サブサハラの他の独裁者たちと違い、コンゴのカビラ大統領はこの大きな国の支配者から程遠い。抗議デモを蹴散らしても、いずれ武装勢力と戦うことになる> 真夜中の12時近く、コンゴの首都で河口都市のキンシャサでは、群衆が薄暗い玄関先に立って笛を吹き始めた。1時間も経つとデモの参加者は数千人規模に膨らみ、鍋や皿をたたきながら抗議する人々もいた。憲法で2期までと定められている任期が切れてもなお居座り続ける、ジョセフ・カビラ大統領に立ち向かうための市民的不服従だ。 政治的なマヒ状態が長引くなか、サブサハラ(アフリカのサハラ砂漠以南)で最大面積を誇るコンゴは20日、危険と不確実性を孕む新時代に突入した。2001年に大統領に就任したカビラは、建国以来初めてとなる平和的な政権交代が可能であることを自ら示すため、2期満了をもって退任するはずだった。だがそれどころか、旧ザイールで独裁者と呼ばれたモブツ・セセ・セ

    コンゴのデモ弾圧は、数百万人が死んだ内戦再燃の前触れだ
  • ノーベル平和賞以上の価値があるコンゴ人のデニ・ムクウェゲ医師 ―性的テロリズムの影響力とコンゴ東部の実態―

    <紛争の手段として残虐な集団レイプが行われ、「女性にとって世界最悪の地」と呼ばれるコンゴ東部で傷ついた女性たちの体と心の治療にあたってきたコンゴ人婦人科医ムクウェゲが初来日。講演では語りきれなかった性暴力の実態、性暴力が起こる構造、ノーベル平和賞候補とも言われるムクウェゲが置かれた環境などについて、日でムクウェゲにアテンドした筆者が記す> 10月上旬にコンゴ民主共和国(以下、コンゴ)人の婦人科医、かつ人権活動家のデニ・ムクウェゲ医師(Dr. Denis Mukwege)が初来日し、コンゴ東部における性暴力と紛争鉱物について2回講演した。過去数年、ノーベル平和賞受賞有力候補に挙がっているムクウェゲ医師は欧米では非常に著名で、これまで国連人権賞(2008年)、ヒラリー・クリントン賞(2014年)、サハロフ賞(2014年)などさまざまな賞を受賞し、何回も欧米で講演している。しかし、東アジアの訪

    ノーベル平和賞以上の価値があるコンゴ人のデニ・ムクウェゲ医師 ―性的テロリズムの影響力とコンゴ東部の実態―
  • コンゴ「武器としての性暴力」と闘う医師に学ぶこと

    <コンゴにおける組織的性暴力、「武器としてのレイプ」は悪名高いが、そのサバイバーを癒し、性暴力の背景にある紛争鉱物の問題を告発し続けてきたコンゴ人医師が来日> (写真は2014年、欧州議会でサハロフ賞受賞講演を行うムクウェゲ医師。サハロフ賞は、人権や思想の自由を守るために献身的な活動をしてきた人や団体に与えられる) コンゴ民主共和国(以下、コンゴ)東部では、1996年から20年にわたって「紛争」とも「重大な人権侵害」とも言える混乱状態が続いている。1996~1997年の第一次コンゴ紛争においては「ジェノサイド」とも特徴づけられる非人道的行為が行われ(国連報告書、2010年)、2003年に公式に紛争が終結してもなお、コンゴ東部では複数の武装勢力による活動が継続し、累計で約600万人という第二次世界大戦後世界最悪の犠牲者を生んでいる。同時に、大規模な性暴力が紛争手段として行われ、コンゴ東部は「

    コンゴ「武器としての性暴力」と闘う医師に学ぶこと
  • コンゴの紛争下における性暴力、紛争鉱物とグローバル経済――ドキュメンタリー映画『女を修理する男』上映会/米川正子 / 国際関係論 華井和代 / 国際紛争研究 - SYNODOS

    コンゴの紛争下における性暴力、紛争鉱物とグローバル経済――ドキュメンタリー映画『女を修理する男』上映会 米川正子 / 国際関係論 華井和代 / 国際紛争研究 国際 #性暴力#等身大のアフリカ/最前線のアフリカ#コンゴ#女を修理する男 シリーズ「等身大のアフリカ/最前線のアフリカ」では、マスメディアが伝えてこなかったアフリカ、とくに等身大の日常生活や最前線の現地情報を気鋭の研究者、 熟練のフィールドワーカーがお伝えします。今月は「最前線のアフリカ」です。 1996年に、ルワンダ虐殺の首謀者の掃討、コンゴのモブツ独裁政権の打倒などの理由から、ルワンダをはじめとする周辺諸国が介入して以降、コンゴ民主共和国(以下、コンゴ)東部では20年にわたって「紛争状態」が続いている(注1)。 (注1)「紛争状態」とは、公式には外国軍が撤退し、コンゴ政府と反政府武装勢力との和解が成立しているものの、残存する外国

    コンゴの紛争下における性暴力、紛争鉱物とグローバル経済――ドキュメンタリー映画『女を修理する男』上映会/米川正子 / 国際関係論 華井和代 / 国際紛争研究 - SYNODOS
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