マリ北部ガオで、対テロ作戦中のフランス軍部隊を訪問したエマニュエル・マクロン仏大統領(中央)とマリのイブラヒム・ブバカル・ケイタ大統領(中央右、2017年5月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/CHRISTOPHE PETIT TESSON 【6月10日 AFP】アフリカ・サハラ砂漠(Sahara Desert)南縁部サヘル(Sahel)地域のイスラム過激派対策として関係国による特別部隊を承認するよう求めてフランスが6日に国連安全保障理事会(UN Security Council)に提出した決議案に米国が難色を示している問題で、フランスは9日も事態打開に向けた動きを続けた。 ブルキナファソ、チャド、マリ、モーリタニア、ニジェールのサヘルG5(Sahel G5)諸国は今年3月、サヘル地域での対テロ作戦のため5000人規模の特別部隊の編成で合意。フランスは6日、サヘルG5の兵士らが「テロリズ