英ロンドンの襲撃事件を受け、現場のロンドン橋近くに集まったイスラム教徒たち(2017年6月7日撮影)。(c)AFP/Odd ANDERSEN 【6月8日 AFP】英ロンドン(London)のサディク・カーン(Sadiq Khan)市長は7日、市中心部のロンドン橋(London Bridge)で起きた襲撃事件後に、市内でイスラム教徒を標的としたヘイトクライム(憎悪犯罪)が5倍に増えたとする声明を発表した。事件が起きた3日から6日までの統計では、ヘイトクライム全体の1日の発生件数も事件前までの今年の平均値と比べて40%増加したという。 ロンドン市長室の声明によると、市内では6日だけで人種差別に基づく事件が54件発生し、うち20件がイスラム教徒に対するものだった。2017年に入ってこれまでの統計では、ヘイトクライムが1日平均38件、イスラム教徒を対象にした事件は同平均3.5件だったという。 カー
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