『1945 予定された敗戦』を読む(上) 白井聡『永続敗戦論』に続く、戦争の「終わり方」 福嶋聡 MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店 白井聡の『永続敗戦論』(太田出版、2013年)は、刊行3年後の現在、19刷、累計7万7000部で、今なお売れ続けている。人文社会書としては、ベストセラー、ロングセラーであると言える。 “福島第一原発の事故以降引き続いて生じてきた事態、次々と明るみに出てきたさまざまな事柄が示している全体は、この日本列島に住むほとんどの人々に対する「侮辱」と呼ぶほかないようなものだ。あの事故をきっかけとして、日本という国の社会は、その「本当の」構造を露呈させたと言ってよい” 2011年の福島第一原発事故とその背景、そして次々と暴かれた実態は、「侮辱」の根底にある現代日本の社会構造、権力構造が、不断に存続・維持・強化されてきつつも表面上は隠されてきた〈無責任の体系〉であることを
日本人として、生まれた以上、一生に一度は「日本国憲法」を読み通しておきたいと思ったことはありませんか? 特定秘密保護法案、国防軍、女性天皇、一票の格差など、現実の社会で議論になっている問題の根っこは、すべて日本国憲法にあります。これまでの憲法本は、ともすると専門用語が頻出する憲法学者の教科書的なものが少なくありませんでしたが、本書は、日々、政治の現場の最前線で取材を続ける政治部記者たちが、その経験に基づく豊富な実例を紹介しながら、日本国憲法のすべての条文が意味するところをわかりやすく解説します。現実の取材体験から得られた生きた言葉で書かれているため、面白いほどどんどん読めてしまいます。「一日一条」読むだけでも、三か月で完全読破、完全理解。司法試験受験生や公務員、政治家はもちろん、一般の国民こそ、ぜひ手にとっていただきたい一冊です。 担当編集者より 集団的自衛権、憲法改正など日本国憲法をめぐ
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