オランダ系メンバーの処刑(IS) 2016年03月01日 16:43 ISシリア ISの内部対立、というか不安分子の処刑については、これまでも時々報道されていましたが、al arabia net は、最近IS内のオランダ国籍戦闘員の間に、ISから分離する動きが広まり、ISはそのうち8名を処刑し、65名が拘留されていると報じています。 そのソースはAFPのようですが、記事はシリア人権網によれば、カリフ国家の宣言以来、ISはすでにそのメンバー424名を処刑している由にて、その罪名はスパイ、逃亡罪、分離主義等で、彼らは自分の国に帰ろうとして逮捕されて処刑されたとも報じています。 他に類似の報道が見つからないこともあり、事実関係の真偽のほども不明ですが、過激派内部で粛清とか内部分裂があることは珍しいことではないので。、記事の要点のみ次の通り。 ISはオランダ国籍のメンバー8名を集団分離、ISに対す
トルコの治安情勢 2016年03月01日 17:45 トルコクルド トルコはクルドとPKKという2のテロ組織の脅威をかかえて、特に南東部の多くの町では軍とPKKの衝突が続き、夜間外出禁止令が出されているところ、若干の関連情報とりまとめ、次の通り ・トルコ治安当局は1日早朝、イスタンブールで、大規模な対PKK治安作戦を行っている。 作戦はPKKの勢力が強いとされる複数地域で行われ、多くの家が捜索され、多数の容疑者が逮捕された。 作戦委はテロ対策部隊、特殊部隊等も参加して、ヘリも参加している。 容疑者は医学検査(指紋とかDNAの検査か?)のあと治安本部へ送付されている。 http://www.alquds.co.uk/?p=491438 ・トルコの米大使館は、米国民に対して、トルコの南東部への旅行に対する警戒情報を出した。 それによると、トルコでの国際及び地元過激派組織の活動及び脅威の増大に鑑
2014年8月上旬、イラクの少数派ヤジディの村が過激派組織「イスラム国」(IS)に攻撃された。そのとき何が起きたのか。被害者たちのその後を追った。 文・写真=林 典子 兵士のセブリが自宅で迫撃砲の音を聞いたのは、2014年8月3日午前2時半のことだった。過激派組織「イスラム国」(IS)が、イラク北西部のシンジャール山周辺へ侵攻を始めた瞬間だ。山の南麓にあるここグルゼリック村は、ISの攻撃を最初に受けたヤジディの村となった。 ヤジディは独特な信仰をもつ人々で、イラクの人口に占める割合は数%程度とみられ、その多くがシンジャール山や周辺の村で暮らしてきた。彼らの信仰についてはさまざまな議論があるが、古代ペルシャの宗教、イスラム教、ゾロアスター教などが入り交じっているとされ、その文化や伝統は口承で引き継がれてきた。 クルド人自治区の軍隊ペシュメルガに所属するセブリは、朝7時になってようやく母親と妻
高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。 2016年1月21日、米国は2015年「ビザ免除プログラムの改定及びテロリスト渡航防止法」を施行。2月18日に3カ国が追加になり、7カ国が対象となりました。 この法の施行により、該当する渡航者はビザ免除プログラム(ESTA)を利用することができず、非移民ビザを取得する必要があるようです。 JAL、ANAともにビザ取得の注意を促しています。 非国民ビザ所得の必要がある該当者 ・ビザ免除プログラム参加国の国籍で、2011年3月1日以降にイラン、イラク、スーダン、シリア、リビア、ソマリア、イエメンに渡航または滞在したことがある ・ビザ免除プログラム参加国の国籍と
内戦が続くシリアでは、停戦が発効したあとも、アサド政権側がロシアの支援を受けて攻撃しているとして、反政府勢力が国連に対応を求めていて、停戦の維持を前提に来月を目指している和平協議の再開にも影響を及ぼすおそれが出ています。 反政府勢力は28日、北部のアレッポ県のほか中部のホムス県やハマ県などで、政府軍がロシアの支援を受けて空爆や砲撃を続けているとして、停戦が守られていない証拠だとする映像をインターネット上に公開して非難しています。 また、反政府勢力の政治部門「シリア国民連合」は、27日だけでも、反政府勢力が支配下に置く地域少なくとも15か所に対し、政府軍が爆撃を行ったとして、国連に対応を求めています。 政府軍が、停戦の枠組みから外されている「テロ組織」との戦いを掲げて戦闘を続けている可能性がありますが、反政府勢力側の不信感が高まって、停戦の維持を前提に来月7日に目指している和平協議の再開にも
国連の緊急人道援助(シリア) 2016年02月29日 17:34 シリア人権問題 シリアでは若干の違反はあるが、停戦はおおむね守られているようで、久しぶりに良いニュースをお届けします。 国連のシリア駐在調整官は、28〜29日の夜出された声明で、国連及び関連人道支援機関は、今後5日間で包囲下の町に住む15万4000人に対する緊急援助を届けると発表しました。 国連としては、29日マアダミヤに対して、2日にザバダニ、カフリヤー、al faua,madayaの4の町に対して、kafr batanaに対して、3日に支援物資を届ける由。 しかし、最も人口の多いデリゾル(人口20万の由)は、ISに包囲されていて、今回の停戦の範囲外なので、救援物資を送ることはできない由(確か国連は、先日、初めて空中投下で援助物資を届けた) 国連によれば、シリアでは50万人が包囲下の町に住み、460万人が援助物資を届けるの
難民の新しいルート(エジプト)? 2016年02月29日 15:23 エジプト難民 トルコを経由する難民の大波が欧州諸国の大きな問題になっているところ、al jazeera net は、リビア、トルコ経由の人間密輸が難しくなったので、密輸業者はエジプトを難民密輸の主要基地にしようとしている、と欧州諸国が危惧していると報じています。 密輸専門家は、抜け穴を見つけられると、別の抜け穴を見つけ出すと言われていますが、人間の密輸でも同じことが起きるのでしょうか? al jazeera netの記事の要点のみ次の通り EUの責任筋は、難民の、密輸業者は、トルコとリビア経由が難しくなったので、、エジプトからのルートを活性化させようとしていると危惧している。 EUの責任筋はロイターに対して、アレキサンドリア等の密輸が1年間は下火だったのが、活性化する可能性があると打ち明けている。 このルートでは、特にシ
ISのバグダッド攻撃 2016年02月29日 10:28 イラクIS 世界の注目がシリアの停戦に集まっていますが、その停戦から除外されているISが、イラク(バグダッドで大規模な作戦を敢行しました)。 現段階では、アラビア語メディアの報道も速報ベースで、事実関係だけ報じられていますが、攻撃の規模の大きさと2の攻撃を同時に遂行したことは、周到な準備に基づく計画と思われ、ISの思惑が注目されます(最近、イラク、シリアではISが手詰まりというか、かなり追い詰められているという報道や見方が多いだけに、ここで派手な作戦を敢行し、ISはまだ健在であることを誇示して、海外からの戦闘員のリクルート等に役立てようとしたとも考えられるが、彼らの思惑は現時点では不明)。 取り敢えず報道から取りまとめたところ次の通りです。速報ベースなので、死傷者の数字等は、、未確定と思います。 それにしても、ラマディを奪還し、次は
左・『池上彰が世界の知性に聞く どうなっている日本経済、世界の危機』(文藝春秋)/右・『安倍政権への遺言 首相、これだけはいいたい』(朝日新聞出版) 高市早苗総務相が国会で口にした「国は放送局に対して電波停止できる」というトンデモ発言。これに対して、ジャーナリストたちが次々と立ち上がりはじめた。 まずは、あの池上彰氏だ。民放キー局での選挙特番のほか、多数の社会・政治系の冠特番を仕切る池上氏だが、2月26日付の朝日新聞コラム「池上彰の新聞ななめ読み」で、高市大臣の「電波停止」発言を痛烈に批判したのだ。 池上氏は、テレビの現場から「総務省から停波命令が出ないように気をつけないとね」「なんだか上から無言のプレッシャーがかかってくるんですよね」との声が聞こえてくるという実情を伝えたうえで、高市発言をこのように厳しく批難している。 〈高市早苗総務相の発言は、見事に効力を発揮しているようです。国が放送
東京電力は原子力発電から手を引くべきだ −5年間隠されたメルトダウン記述のマニュアル− ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 2016年2月29日 NPO法人原子力資料情報室 報道によれば、メルトダウン...
紛争や迫害から世界中で急増する難民。広がる格差や貧困の問題。貧苦はテロを生む温床にもなりリスクや不安を増大させる。企業や社会、そして我々はどう向き合うのか。こうした難題を解きほぐす最前線のムーブメントを追いかける。 難民問題に一石 ドイツ発「バーチャルクラス2.0」 2015年だけで難民申請者が100万人を突破したドイツ。受け入れを巡る世論が割れるなかで、20~30代の若者が中心となり難民向けの無料オンライン大学「キロン大学」を立ち上げた。 首都ベルリンの中心街から少し南に進んだ地域の中規模ビルにある「移民ハブ」。ソマリア大使館も入居するビルの6階には、朝から様々な国籍の人が出入りする。 ラシャ・アッバス(31)は14年9月、難民として3年間の滞在許可を得た。シリアの首都ダマスカスでジャーナリズムを学んでいたが、独裁政権下で女性がこの分野に関心を持つこと自体への嫌がらせもあり途中で断念して
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