イタリアのミラノで、反移民・反EUを掲げる政党「同盟」に抗議する反ファシストと反レイシストのデモ行進に参加し、警官隊と衝突する人たち(2018年2月24日撮影)。(c)AFP PHOTO / Piero CRUCIATTI 【2月25日 AFP】イタリア各地で24日、極右デモと反ファシストデモが行われ、大勢の人が参加した。3月4日実施の総選挙を前に緊張が高まっており、散発的な衝突もあった。 ミラノ(Milan)で開かれた反移民・反EUを掲げる政党「同盟(The League)」のマッテオ・サルビーニ(Matteo Salvini)書記長の選挙集会には、警察の推定で1万5000~2万人、同盟の発表によると5万人近くが集まった。 かつて「北部同盟(Northern League)」という党名だった同盟はシルビオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)元首相の右派連合に属しており、