南シリア情勢 2018年07月08日 10:18 シリアロシア 南シリア情勢は、ロシアと反政府軍との停戦が合意され、基本的には平静さが戻りつつある模様です。 その中で、ヨルダンとの国境の検問所nasibが、3年ぶりに反政府軍の支配から政府軍の支配に戻ることとなりましたが、ロシア憲兵に保護された政府軍の車列が7日、検問所に到着し、周辺に兵士が展開し、本格的な検問所の運営に備えているとのことです。 また、ロシア軍と反政府軍は検問所の運営や治安維持機構について、7日も協議を再開したとのことです。 今後、ロシア軍と政府軍は、このような反政府軍との合意による停戦を、ゴラン高地にも広げていく考えだが、ゴラン高地の方では反政府派の最大のグループがシャム解放機構(旧ヌスラ戦線、要するにアルカイダ系)で、ヤルムーク渓谷のグループがIS系のkhaled ben walid軍とのことで、交渉が難航する可能性もあ