Microsoftは、同社のウェブブラウザ「Internet Explorer」に新たな脆弱性が見つかったとする報告について調査を進めている。この脆弱性を悪用された場合、ユーザーのマシンが乗っ取られる可能性がある。これを修正するパッチはまだ出されていない。 フランスのFrench Security Incident Response Team(FrSIRT)関係者によると、攻撃者がこの脆弱性を悪用するウェブサイトを作成して、アクセスしたユーザーのマシンを乗っ取ったり、悪質なソフトウェアをインストールしたりするおそれがあるという。FrSIRTではこの脆弱性の深刻度を、最高レベルの「重大(critical)」に分類している。 同グループによると、この脆弱性を悪用するエクスプロイトコードがすでにインターネットで出回っているという。エクスプロイトコードを攻撃に応用することが可能であることから、通常
Windows 2000の脆弱性を突くワームが急激に広がっているが、一部のセキュリティ専門家は、これがネット犯罪に悪用する目的でPCを乗っ取ろうとするウイルス作者グループ間の抗争の一部である可能性を示唆している・・・だが、この考えに納得していない専門家もいる。 米国時間14日からこれまでに複数のワームが出現しているが、これらのワームの振る舞いのなかにサイバー詐欺集団同士の縄張り争いの兆候が読みとれると、フィンランドのセキュリティソフトウェア企業F-Secureの最高調査責任者であるMikko Hypponenは述べている。 あわせて十数種類のワームやその亜種は、いずれもWindows 2000のプラグ&プレイ機能に見つかったセキュリティホールを悪用するものだ。しかし、なかには最初のワームが与えた被害を回復させているものもあり、他者がすでに危害を加えたコンピュータの支配権をめぐってウイルス作
Intelは未公開企業Sarvegaを買収した。ユビキタスに導入できるXMLソリューションへのニーズに応える統合型プラットフォーム開発に役立てる方針。 米Intelは8月17日、XMLソリューションを手掛ける未公開企業Sarvegaを買収したと発表した。買収金額は非公開。 Intelによると、Sarvegaのネットワーキングソリューションでは企業ネットワーク上でXMLパフォーマンスとWebサービスを最適化し、信頼性とセキュリティ、柔軟性の強化を図ることができる。 企業ではデータセンターを通じてユビキタスに導入できるXMLソリューションへのニーズが高まっているとIntelは説明。今回の買収を通じてエンタープライズプラットフォーム戦略を強化、顧客のこうした需要に応える一助となる統合型プラットフォームの開発に役立てる方針だとしている。 現在のSarvegaの製品ラインは今後も提供を続け、サポート
デイブ・ワイナー氏――あるいはほかの誰か――が何を考えていようと、「RSS」という言葉は普通のインターネットユーザーから見えるべきではないのだ。 わたしがこう考えるのは、MicrosoftがInternet Explorer(IE)7の新機能でRSSの代わりに「Webフィード」という言葉を使っていることを、RSS発明者のワイナー氏などが非難しているからだ。IE 7には、サイトのRSSコンテンツを表示するボタンがついている。 IE 7のβ版はWindows Vistaのβ1に搭載されている。このブラウザがリリースされるときには、Windows XPでも利用できるとMicrosoftは約束している。 Microsoftの誰かが「Webフィード」の決定は確定ではないとほのめかすというミスを犯し、それがまたも声高な少数派の介入を認めてしまった。今のところ、わたしとしてはこの技術を表すのに「Real
「はてな」という名の小さな会社がある。ネット企業なのに紙と箱で進行管理し、社内会議はポッドキャスティング配信。オフィスがあるのに図書館で仕事したりする変な会社だ。そこで働く“変な”社員を読み解く3回連載。第2回は、CTOの伊藤直也さん。 始めてのプログラミングは、幼稚園のころだった。「マイコン少年がプログラマーになったっていう、よくあるやつです」。照れ笑いを浮かべて、伊藤直也さん(27)は話す。 伊藤さんは新卒でニフティに入社。ブログサービス「ココログ」を開発した。社会人3年目となる昨年9月、はてなに移籍し、最高技術責任者(CTO)に就任。マイコン少年は「変な会社」を支えるチーフプログラマーになる。 社員500人の大企業から10人のはてなに。寄り道だらけに見えた人生は、今振り返ると、はてなにまっすぐ続いていた。 プログラミング幼稚園児 幼稚園のころ、父親が買ってきた東芝のコンピュータ「パソ
バイオメトリクスセキュリティシステムには、特に重大な脆弱性が1つある。それは、ハッカーが他人の指紋を複製する方法を見つけた場合に、どうやって指を取り替えるのかということだ。この問題に取り組むIBMの研究チームは、最近「取り消し可能なバイオメトリクス」の分野で大きな問題を解決したと話している。 「バイオメトリクスは誰かに割り当てられた番号よりもプライベートなものだ。自分の顔をキャンセルすることはできない」とIBMの科学者ナリニ・ラサ氏。同氏はニューヨーク州ホーソンにあるIBMワトソン研究所のExploratory Computer Visionグループの研究者だ。「もしもハッキングされてしまったら、ずっと危険にさらされる」 IBMのこの障害を克服するためのアイデアは、ユーザーの実際の生体識別情報を、プロファイルデータベースに格納された記録から分ける技術的なふるいのようなものを作るというものだ
米国時間16日にMicrosoftのWindows 2000が動作するコンピュータを停止させたネットワークワームは、ライバル関係にあるハッカー同士の抗争と関係している可能性があると、セキュリティ専門家が述べている。 ケーブルテレビ局のCNN、ABCネットワーク、そしてThe New York Timesなどをはじめとして、このワームの被害は全米に広がっている。ウイルス対策企業のTrend Microでは、先週末にインターネット上に現れた「Zotob」ワームや、「Rbot」ワームの新たな変種など、さまざまなワームがこの大混乱を引き起こしたとしている。 一部のセキュリティ研究者は、このワームの大発生について、ライバル関係にあるウイルス作者間の「戦争」とつながりがあると主張している。F-Secureの最高調査責任者Mikko Hypponenは「われわれはネット戦争に巻き込まれているようだ」と1
ロンドン近郊のガトウィック空港に19日夜、複数のドローン(小型無人機)が滑走路に侵入を繰り返した。ヒースロー空港に次ぐ規模でクリスマスを前に利用客が殺到する中、36時間にわたって閉…続き [FT・Lex]空港閉鎖招いたドローン、新技術の危険性浮上 [有料会員限定] ドローンテロ対策に新手法 独警察など配備開始 [有料会員限定]
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