特許庁に意匠登録された自動車大手「ホンダ」の純正カーマットの模造品を販売したとして、意匠法違反容疑で24日、埼玉県警の家宅捜索を受けた韓国系輸出入総合商社「巨山ジャパン」(埼玉県川口市)。 捜索を終えた同日午後、男性社長が読売新聞の取材に応じた。 やり取りは以下の通り。 ――意匠法違反の疑いが浮上しているが。 「似せて作ったわけではない。似せようとしたら純正品のサンプルがあるはずでうちにはない」 ――ネットに「ホンダ」や「フィット」と書いて売っていたようだが。 「それはお客さんが分かるようにするため。買ったマットが合わなければだめだから」 ――告発や捜索を受けての気持ちは。 「ウチで扱う(カーマット)は車種によるけど大体1枚4000円くらい。純正品は3万くらいする。ネットで売られると、(ホンダアクセスは)新車を買う時に自分たちの部品を買ってくれる人が減るから、(告発を)したのではないか」