ゲーム情報誌「ファミ通」などを刊行しているエンターブレイン(東京都千代田区)が2007年3月末までのゲーム機の累計販売台数を発表し、06年末に相次いだ次世代家庭用ゲーム機の緒戦の状況が明らかとなった。任天堂の「Wii」が、国内市場で昨年12月2日の販売から累計195万台(エンターブレイン推計、以後も同じ)を販売したのに対し、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)の「プレイステーション3(PS3)」は昨年11月11日の発売以来、累計で81万台にとどまり、「Wii」に倍以上の差をつけられている。 ただ、ハードは苦戦している「PS3」だが、3月1日にバンダイナムコゲームスが「PS3」対応ソフトとして発売した「ガンダム無双」が3月中に24万本を売り、月間ソフト販売の4位にランクインした。「ガンダム無双」が出た3月第1週だけで「PS3」対応ソフトは17万本を売り、「Wii」の対応ソフ