<前田慶次道中日記>戦国の「かぶきもの」の著書 大河ドラマ、歴女ブームで大人気 5月13日18時27分配信 毎日新聞 戦国武将・前田慶次が著した「前田慶次道中日記」の復刻版(山形県米沢市立図書館刊)が、NHK大河ドラマ「天地人」の放送開始に合わせた1月の増刷分1500部が完売し、同図書館に問い合わせが殺到、5月に増刷される人気となっている。直江兼続の親友とされ、「かぶきもの」としてマンガやゲームにも登場する慶次は、歴史好きの女性の人気も高まっているという。 前田慶次(慶次郎、利益)は、戦国末期に活躍した武将で、織豊時代に前田家に仕えるが、同家を出奔し、京都で浪人した。その後、上杉景勝に仕え、関ケ原の合戦時には、出羽(現山形県)を中心に、徳川家康方に属する最上氏らとの「最上合戦(長谷堂城の戦い)」などで兼続とともに戦功を上げたとされる。浪人時代に多数の文人と交流し、故・隆慶一郎さんの小説「