アンドロイドは前の四半期に初めて米アップルの「アイフォーン(iPhone)」を抜いて3位になったが、この7~9月期はついに2位に上昇。1年前にわずか3.5%、前四半期に17.2%だったシェアは25.5%にまで拡大した。 アイフォーンも好調だ。同時期の販売台数は1348万台で、前四半期から54%増加している。シェアは14.2%から16.7%に拡大、順位は4位から3位に上昇した。 こうしたアンドロイドとアイフォーンの躍進を背景に世界の携帯電話市場には異変が起きているようだ。 例えば、フィンランド・ノキアが多くを販売する「シンビアン(Symbian)」端末は依然世界市場でトップを維持してるものの、そのシェアは1年前の44.6%、前四半期の41.2%から36.6%へと下がり、ついに4割を割り込むまでに落ち込んだ。前四半期に比べた出荷台数の伸び率も16%にとどまり、アンドロイドやアイフォーンのそれを