MPEG 関連特許のライセンス管理を行なう米 MPEG LA は 26 日、無料で提供されているインターネット動画に限り「AVC 特許ポートフォリオ・ライセンス」のライセンス料を免除すると発表した。これには H.264 コーデックに関する必須特許が含まれている (MPEG LAのニュースリリース[PDF]、本家 /. 記事、ITmedia の記事より) 。 無料ネット動画に関する AVC 特許ポートフォリオ・ライセンスについては、今年 2 月に 2015 年末までの期間限定でライセンスの無料提供が発表されていたが、この発表により 2015 年以降も H.264 コーデックを無料で利用できることになる。 なお、免除の対象は「エンドユーザが無料で視聴できるインターネットビデオ」のみとのことで、有料で配信される動画などは従来通りライセンス料の支払いが必要となる。