日本ビクターは米国時間24日、現行のDVDと新しいBlu-rayの技術を組み合わせたハイブリッドディスクの試作版を披露した。同ディスクは33.5Gバイトもの記憶容量をもつ。 Blu-rayは、読み込み専用光ディスク向けの新しい技術。同技術は、高画質映画の配布などを想定して開発されており、ディスク1枚当たりの記憶容量が大きい点が特徴だ。Blu-rayはHD DVDと競合しており、アナリストらはこの状況について、混乱を長引かせるなどの悪影響を市場に及ぼすと警告する。 Jupiter CommunicationsのアナリストMichael Gartenbergは、「どちらの陣営も次世代DVD技術の覇者になろうと躍起になっている。これは21世紀のフォーマット戦争だ。戦いの決着がつくまで消費者は何も買わなくなるだろう。戦いで勝ち残る技術を消費者が見極められるようになるまでは、相当な混乱に違いない」と