数年前までは高速無線通信規格としてLTEとWiMAXが争っていたが、iPhoneのLTEサポートなどによってLTE陣営が優勢な状況になっている。このような状況を受けてか、WiMAXの新バージョン「WiMAX Release 2.1」にはLTE(TD-LTE)サポートが追加されるという(日経ITpro)。これを受けて、WiMAXサービスを運営するUQコミュニケーションズはこのWiMAX Release 2.1採用を検討すると発表した(ニュースリリース)。 WiMAX Release 2.1の採用後も、既存のWiMAX機器はそのまま利用できるという。XGP規格もAXGPとしてTD-LTEサポートを行い、実質的にTD-LTEと同じものになってしまったが、WiMAXも同じ道を進むのだろうか。