MIT Sloan MBA留学記とその後。2010年6月に卒業。留学情報、ワイン、イノベーション論、技術・組織論まで 今回の大震災で、世界的に最も大きな影響を与えたのは、原発事故だった。 放射能漏れにとどまらず、長期的な電力供給の不足による計画停電が行われる状況。 経済への負の影響に加え、暴動が日本人だから起こらないであろうギリギリの状況を目の当たりにして、多くの国の政府は戦々恐々としたことだろう。 1. 福島原発事故によって世界的な原発移行の流れはいったん停止。一時的に化石燃料にシフトするだろう この事故によって、現在、世界的に原発への流れが瞬間的に止まった形になっている。 最も原発の建設計画が盛んなインドと中国で、新規建設の停止が発表された。 アメリカでも8基の新規原発の建設が予定されていたが、世論の大きな反対があり、中止の可能性は高い。 新興国の経済成長が加速するにつれ、石油などの化
【11月11日 AFP】ドイツの医師チームが3日、網膜下に埋め込む最新式の「人工眼」によって、進行性疾患で中途失明した患者の視力を劇的に回復することに成功したと発表した。 手術を受けて「人工眼」を装着した被験者3人は全員、物やその形を認識することができるようになり、そのうち1人は部屋の中を歩き回ったり、時計を読んだり、7段階の灰色のグラデーションを見分けることさえもできた。 学術専門誌「英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)」に発表論文を掲載した同協会は、「電気視覚人工器官における画期的な前進。網膜色素変性によって視力を失った世界の20万人の生活に革命をもたらすだろう」と賞賛した。網膜色素変性は、眼球の後ろの網膜にある光受容器が徐々に機能しなくなる進行性の疾患だ。 外科分野では過去7年にわたって、人工器官を網膜に埋め込み、眼鏡に装着した極小
XMLマスターへの道 ~「XMLマスター:ベーシック」試験対策~ 第1回 XMLマスター:ベーシック試験のレベルは? 武田栄子 ウチダ人材開発センタ 2002/10/16 @IT読者の方ならご存じのとおり、「XML(Extensible Markup Language)」は、現在注目されている技術の1つです。BtoBやEAI(Enterprise Application Integration)と併せて語られることが多く、IT技術者としてはいやが応でも知らなければならない技術となりつつあります。 XMLは当初、「HTMLのアップグレード版」のように捉えられることもありましたが、現在ではようやくXML本来の意義が浸透してきたようです。XMLそのものの紹介は、「新入社員のためのXML入門講座」や「技術者のためのXML再入門」などの記事が参考になりますが、本稿はそうした現在注目を浴びているXML
お会いするのは何年かぶりだから、さすがにちょっと老けたかなと思った。でも、せっかちに歩く姿も、甲高い声で熱く語る姿も、昔とちっともかわらない。「1993年からだから、ずいぶん長いですよね」。そう言われて指を折ってみれば15年。その間に、何度も彼に会い、語り、彼と彼の成果について実に多くの記事を書いてきた。 彼とは、中村修二氏のことである。最初に出会ったとき彼は、地方の中小企業に勤務する一技術者だった。ところが、1年も経たないうちに、カリスマ研究者と呼ばれるようになり、やがて「日本としては初めての企業人ノーベル賞候補」と目されるようになる。その彼から「会社を辞める」という連絡をもらったのは、1999年末のこと。地方企業の技術者から米有名大学の教授へと転身し、一躍全国区のヒーローになった。 その彼が古巣の会社からトレードシークレットで訴えられ、その反訴というかたちで、いわゆる「中村裁判」が始ま
NECエレ、低解像度映像を高画質化する「超解像」技術 −ワンセグやSD放送を高画質化。ASICを2009年出荷 株式会社NECエレクトロニクスは14日、NECの中央研究所と共同で、低解像度の映像や静止画像を拡大表示時に高画質化する技術を開発したと発表した。 今回開発した技術は、1枚の画像データの情報を解析/処理することで、画像のボケや粗さを改善し、高画質化を実現する「1枚超解像技術」と呼ばれるアルゴリズム。画像データを拡大処理する際に、人物や物体の輪郭部分となる画素の表現調整を行なうことで、画質の補正や色再現性の向上を図り、画像を鮮明に表示するという。 同アルゴリズムを適用することで、解像度が320×240ドットのワンセグ映像を、800×480ドットのWVGA液晶搭載携帯電話やカーナビで鮮明に表示できる。さらに、通常のテレビ放送やDVDの720×480ドット映像も、6倍の解像度となるフル
米スタンフォード大学の研究者が、リチウムイオンバッテリーの駆動時間を10倍にする技術を発見したことを明らかにした。 この技術は、同校の材料科学工学助教授イー・クイ氏が発見したもので、シリコンナノワイヤを使って、既存のリチウムイオンバッテリーの10倍の電気を生み出す。例えば、今のバッテリーで2時間動くノートPCは、この技術を使ったバッテリーでは20時間動くという。 クイ氏によると、リチウムイオンバッテリーの電気蓄積量は、バッテリーのアノード(陰極)にどのくらいのリチウムを保持できるかによって決まる。アノードはたいてい炭素でできている。シリコンなら炭素よりも多くの電気を蓄積できるが、充電中に膨張し、電気を使用している間に縮小するために、壊れたり性能が落ちるという欠点があるという。 だが同氏のバッテリーは、ナノテクノロジーを使ってこの問題を回避する。このバッテリーは、リチウムを微細なシリコンナノ
NECは7月25日、圧縮速度を高速化したロスレス画像圧縮技術を開発したと発表した。JPEG2000など既存の規格と同等の圧縮率を保ちながら、数十倍の速さで圧縮できるのが特徴。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の金星探査計画で衛星画像処理に採用される予定。 一般に使われているJPEGなどの画像圧縮方式は、ファイルサイズが小さくなる分、元画像から画質が劣化する。 これに対しロスレス(lossless)画像圧縮は、画像の圧縮時に画質の劣化がないため、科学関連や医療画像、高品位デジタルカメラといった高精細な画像を扱う分野での利用が期待されてきた。ただ、圧縮時の演算量が増えて処理が重くなるため、低電力デバイスへの搭載が難しいなどの課題がある。 新開発の方式では、対象画像を写真や自然画像に限定し、独自の画素予測方式を考案することで演算負荷を軽減。JPEG-LSやJPEG2000の可逆モードと同等の圧縮率
本日ドワンゴさんの会議室にてこっそり開催されたニコニコ動画勉強会に参加してきました。 日本の動画コメントサービス「ニコニコ動画」の裏側をドワンゴの開発者の方から 直接お話しを聞いて、参加者も一緒に意見交換ができる非常に面白い勉強会でした。 ドワンゴさんとしては会社で行なう技術者向けの勉強会初めての試みということもあり、 まずは開発者の知り合いベースで声をかけあって少人数で開催することにしたそうです。 六本木のクラブの人や、バイナリカンファレンスでご一緒した人とこんなところで お会いできるとは思っていませんで、さまに想定の範囲外でした。 その甲斐あって密度の濃い話ができたと思います。 以下、自分用のメモを公開できる範囲で書きます。間違っていたらすみません。(ご指摘いただければすぐに訂正します) ■ニコニコ動画の苦労話 (Sさん) ニコニコ動画の歴史 2006年10月 一人でプロトタイプを開発
ITpro読者の皆様,お正月はいかがでしたでしょうか?今年もどうぞよろしくお願いいたします。---こらえきれずにいきなり内情をばらしてしまいますが,今は2006年末です。季節のご挨拶があっさりしているのはそのせいです。 癖みたいなものですが,IT業界で色んな方にお会いしているうち,意識するようになったことがあります。「作る技術」と「使う技術」の違いです。優秀そうな方にお会いした時,「この人が長けているのは,どっちの技術だろうか」と思い,製品や技術を見ると「これはどっちの視点で企画したのかな」と考えます。 「スーパー」が付くほど優秀なSEやプログラマと出会う,あるいは知る機会にも恵まれ,こういう人々は例外なく「作る」or「使う」の判断がつきにくいということに気づきました。何でだろう。恐らくは,どっちにも長けている。ちょっと漠然としているので,匿名ですが実例を挙げましょう。 2週間でCOBOL
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く