街着としてワークウェアをファッションに取り入れる流れのなか、ナッパ服と呼ばれた旧国鉄の作業着に注目が集まっています。これを再解釈したアパレル商品もつくられるほどですが、国鉄当時のナッパ服も、ヴィンテージのアイテムとして人気になっていくのでしょうか。 国鉄時代のナッパ服にインスパイアされたアパレルが続々! かつてナッパ服と呼ばれた現場労働者の作業着がありました。着用の代表例として挙げられるのが、旧国鉄の機関士や線路作業員など。青系のものが多く、その語源は「洗うと皺くちゃになり菜っ葉のようだから」「生地の表面がナップブランケット(毛布)のようにけば立ったから」など諸説あります。 このナッパ服がいま、ワークウェア・ブランドのあいだで魅力的なデザインソースとして注目されているようです。 拡大画像 ナッパ服を着た人。三笠鉄道村のSL体験運転にて(小坂弘之撮影)。 たとえば、アメリカンワークウェアを現