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ブックマーク / www.udiscovermusic.jp (8)

  • ソウル界のレジェンド、ビル・ウィザースが81歳で逝去。その半生を辿る

    「Lean on Me」「Lovely Day」「Ain’t No Sunshine」など不朽の名曲を作曲したことで知られるソウル界のレジェンドであるビル・ウィザース(Bill Withers)が、心臓の合併症で亡くなったと2020年3月31日に家族が発表した。81歳だった。 「私たちは最愛の献身的な夫であり父でもあった彼の喪失に打ちのめされています」と彼の家族は声明で述べている。「詩と音楽を駆使して世界とつながろうとする孤独な男は、正直に生き、人々をお互いに結びつけてきました。彼が親密な家族や友人とのプライベートな生活を送っていたように、彼の音楽は永遠に世界に残ります。この困難な時代に、彼の音楽が癒しとエンターテイメントを提供し、ファンの皆さんが愛する人たちをしっかりと抱きしめられることを祈ります」 <関連記事> ホセ・ジェイムズ、ビル・ウィザーズに捧げた新作『Lean On Me』を語

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  • ファウンテインズ・オブ・ウェインのアダム・シュレシンジャー新型コロナ感染で逝去。その半生を辿る

    ニューヨークのパワーポップバンド、ファウンテンズ・オブ・ウェイン(Fountains of Wayne)のオリジナル・メンバーであり、ティンテッド・ウィンドウズやアイヴィーといったバンドでも活躍、作曲家・プロデューサーとしても活動し、2007年の映画『ラブソングができるまで』など多くの映画音楽を手掛け、ドラマ『クレイジー・エックス・ガールフレンド』ではエミー賞も受賞したソングライターのアダム・シュレシンガー(Adam Schlesinger)が、コロナウイルスの合併症のため52歳で死去した。彼は2020年3月に入院し、コロナウイルスの陽性反応が出ていた。 アダム・シュレシンガーは、バンドマンとしてポップ・ミュージック界でキャリアを築きながら、その創作の才能を広げ、映画、演劇、テレビのために曲を制作。米エンターテインメント分野において最も栄誉ある賞とされるエミー賞、グラミー賞、アカデミー賞、

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  • 【特集】ポップ・シーンを牽引した女性たち:40年代~90年代までのガールズ・グループ

    ボーイ・バンドが好きだと認めるのは、ティーンエイジャーの男子にとって非常に難しい時代があった。若い男性のマッチョな世界では、タフではないにせよ、少なくとも男らしく見えることが何よりも重要だったからだ。90年代前半、テイク・ザットのファンであると公言する男子は変わり者と決めつけられ、いじめにあう可能性もあった。しかし、これが女性R&Bトリオのエターナルなら全く問題はない。彼女たちはセクシーなイメージを醸し出していたからだ。 こうしたセクシーなイメージは男性ファンを惹きつけただけでなく、女性に力を与え、女性をインスパイアするものとして、女性ファンをも惹きつけた。ここが男女の根的な違いだ。女性アーティストは全員に語りかけるが、大半の男性アーティストは男性にしか訴えない。いわゆる“クラシックな”ロック・バンドの大半は男性だが、ガール・グループはポップ誕生の時代から存在しており、人々の耳を喜ばせよ

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    weissbier
    weissbier 2020/03/15
  • 女性パンク・アーティストの歴史:“ロックン・ロール”という男性社会と性別の固定観念への抵抗

    悲しい事実だが、1970年代に女性のパンクスが台頭するまでは、“ロックン・ロール”という男性社会において、女性が男性と同等に見られることはおろか、真面目に扱われるチャンスさえほとんどなかった。 こうした視点から見ると、かつてのロック界には独立心のある力強い女性が絶望的なほど少なかった。1960年代後期から1970年代初頭にかけての時期には、ジェファーソン・エアプレインのグレイス・スリック、今は亡きジャニス・ジョプリン、高く評価されているシンガー・ソングライターのジョニ・ミッチェルやキャロル・キングなどが頭角を現し始めている。しかしメンバー全員が女性というバンドはほとんど見られなかった。アメリカ・カナダの混成バンド、シー・トリニティやニューハンプシャー州の元祖パンク・バンド、シャッグスは、自分たちで作った曲をレコードにしようと果敢に挑戦したが、商業的な成功は収められなかった。 性別による不平

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    weissbier
    weissbier 2020/02/21
  • テクノロジーと音楽の発展史:ハモンド・オルガンからモーグ、MIDIや808まで

    オルガンの革新者:ジミー・スミス 今の時代に聴いてみると、「単に男がオルガンを弾いているだけ」と思うかもしれない。 ブルーノート・レコードが、そのアーティストのデビュー・アルバムのタイトルを『A New Sound, A New Star』(新たなサウンド、新たなスター)としたのも、いささか気の早い話だと思うだろう。ライナーノートには、「激しく噴出する火」「音楽の天才」といった言葉が躍り、サード・アルバムの頃には、ジミー・スミスの名前には「The Incredible(ジ・インクレディブル/超人)」が付くようになった。そしてこれは当だった。ジミー・スミスは才気に溢れていたのだ。 1年の間に、ジミー・スミスは腕の良いクラブ・ピアニストから、ジャズの世界で電子オルガンの存在を示すことになった。ジミー・スミスは、アルト・サックスにおけるチャーリー・パーカーのように、オルガンの革新者となったのだ

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  • 「今やレディー・ガガのいない世界なんて考えられない」等身大でファンを励まし続けるアーティスト

    アクセス総数5億ページ超の大人気サイト「ABC振興会」を運営しながら、多数のメディアで音楽やセレブに関する執筆やインタビューなどをこなす米国ハリウッド在住の「D姐」さんの連載コラム「D姐の洋楽コラム」第7回です(末尾に2020年3月追記あり)。コラムの過去回はこちら。 <関連記事> ・レディー・ガガ、3年半ぶりの新作アルバム『Chromatica』発売決定 ・レディー・ガガの20曲:アートとポップと狭間で生み出された楽曲たち ・レディー・ガガ『Born This Way』:「誰かに認めてもらう必要なんてない」 レディー・ガガは、2018年3月28日に32歳の誕生日を迎えた。そして2018年は『The Fame』でデビューしてから、ちょうど10周年にも当たる記念の年でもある。今やガガのいない世界なんて考えられない、と言い切ってしまってもいい。この10年、ガガはポップスターにとどまらず、時代の

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    weissbier
    weissbier 2019/04/27
  • 「フェイクな笑顔なんてファック」アリアナ・グランデの本心が詰め込まれた『thank u, next』とラッパー的アプローチ by 渡辺志保

    弱冠25歳ながら、売り上げ、人気ともに現在世界最高の女性アーティストとなったアリアナ・グランデ。2018年8月発売した4作目のアルバム『Sweetener』から半年の期間で発売された5作目のアルバム『thank u, next』は2作連続1位を獲得、ザ・ビートルズ以来となる全米シングルチャート1位~3位を独占するなど大きな話題となっている。 そんなアルバム『thank u, next』のタイトルの意味、歌われた内容やラッパー的なアプローチ、そして先日コラボレーション楽曲を発表したラッパー、2チェインズとのエピソード等音楽ライターの渡辺志保さんに寄稿いただきました。 *あわせて読みたい:アリアナ・グランデがガールパワーアンセムを生み出し続けられる理由 by 高橋芳朗 「thank u, next」というフレーズを聞いたときに思い出してしまうのは、アメリカのスーパー・マーケットや薬局、そしてニ

    「フェイクな笑顔なんてファック」アリアナ・グランデの本心が詰め込まれた『thank u, next』とラッパー的アプローチ by 渡辺志保
  • アリアナ・グランデがガールパワーアンセムを生み出し続けられる理由 by 高橋芳朗

    弱冠25歳ながら、売り上げ、人気ともに現在世界最高の女性アーティストとなったアリアナ・グランデ。2018年8月発売した4作目のアルバム『Sweetener』から半年の期間で発売された5作目のアルバム『thank u, next』は2作連続1位を獲得、ザ・ビートルズ以来となる全米シングルチャート1位~3位を独占するなど大きな話題となっている。 そんな彼女の今までの歩みや彼女が影響を受けたアーティスト、そしてフェミニズムの観点から音楽ジャーナリストの高橋芳朗さんに寄稿いただきました。 *あわせて読みたい:「フェイクな笑顔なんてファック」アリアナ・グランデの心が詰め込まれた『thank u, next』とラッパー的アプローチ by 渡辺志保 ひとりは愛を教えてくれた / ひとりは忍耐を教えてくれた ひとりは痛みを教えてくれた / そしていま、私は素敵になった たくさん恋をして、たくさんのことを

    アリアナ・グランデがガールパワーアンセムを生み出し続けられる理由 by 高橋芳朗
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