クロロキンとヒドロキシクロロキンについてまとめた図解(2020年3月27日作成)。(c)SOPHIE RAMIS, ALAIN BOMMENEL / AFP 【4月1日 AFP】新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に立ち向かう治療薬として、過去数十年にわたって使用されてきた比較的安価な抗マラリア薬、クロロキンとヒドロキシクロロキンが注目されている。 この二つは、数世紀前からマラリア治療に使われてきたキナの木から採れるキニーネを化学的に合成した薬だ。二つのうち、安全性がより高いヒドロキシクロロキンは、リウマチ性関節炎や狼瘡(ろうそう)などの抗炎症薬として使われ、熱帯以外ではそちらの用途の方がまず知られている。 二つは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療薬としてフランスと中国で行われた初期段階の試験で、期待できる結果が出ている。米国のドナルド・トランプ(Donald
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