JBCが亀田裁判「敗訴」で迎える最大危機…! 亀田3兄弟が日本ボクシングコミッション(JBC)とその理事らを相手取り6億6000万円の損害賠償を求めた裁判で、1月31日、東京地裁は4550万円の支払いをJBC側に命じる判決を出した。 JBCの「平成30年度財務諸表」によれば、一般財団法人のJBCには18年末の正味財産が約620万円しかなく、JBCがこの4550万円の支払いを行うことは事実上不可能。JBCが控訴することも考えられるが、その控訴審を争う資金繰りすら厳しいと言わざるを得ない。 仮に4550万円を支払うことになればJBCは債務超過に陥る可能性があり、その先には「破産」の危機が目前に迫ってくる――。 JBCが消滅することは日本のプロ・ボクシングが崩壊するに等しい一大事だ。 JBCはプロ・ボクシングの試合とルールを統括する日本で唯一の団体である。またJBCはジムや選手、マネージャーやレ