介入批判強める米・ＩＭＦ 通貨安合戦引き金の日本、Ｇ７でやり玉も (1/2ページ) - MSN産経ニュース【ワシントン＝渡辺浩生】７日の東京外国為替市場で、円相場が一時１ドル＝８２円台前半まで上昇し、円高圧力が強まる中、日本の切り札でもある為替介入に対し、米国や国際通貨基金（ＩＭＦ）が公然と批判を始めた。日本の６年半ぶりの介入再開が引き金となり、介入の連鎖による通貨安競争が激化することを懸念しており、週末にワシントンで開かれる先進７カ国財務相・中央銀行総裁会議（Ｇ７）で、やり玉に挙げられる可能性がある。 「通貨の切り上げを回避する行動が、他の国に同じ行動を促している」 ガイトナー米財務長官は６日の講演で、連鎖的な介入に強い警戒感を示した。名指しは避けたが、為替管理で人民元を割安に抑えている中国や日本を念頭に置いた発言と受け止められている。 ＩＭＦのストロスカーン専務理事も、英紙フィナンシャル・タイムズに対して、「通貨を政治的な武器として利用できるという考えが広がり始めている」と指摘。「極めて損
