出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。 記事の信頼性向上にご協力をお願いいたします。(2014年3月) アンボイナ島における英蘭の領土を描いた銅版画(1655年) アンボイナ事件(アンボイナじけん、英語: Amboyna massacre)とは、1623年にオランダ領東インド(現インドネシア)モルッカ諸島アンボイナ島にあるイギリス東インド会社商館をオランダが襲い、商館員を全員殺害した事件である。アンボン事件、アンボイナの虐殺とも称される。 この事件により、イングランドの香辛料貿易は頓挫し、オランダが同島の権益を独占した。東南アジアから撤退したイングランドは、インドへ矛先を向けることとなった。 生存したイングランド人の証言に基づいて描かれた拷問の様子。 アンボイナ島は、モルッカ諸島南方のセラム島の南西に位置する小島で、クローブなどの香料を産する