飯塚事件(いいづかじけん)は、1992年(平成4年)2月20日に福岡県飯塚市で発生した誘拐殺人事件。小学校1年生の女児2人が登校中に行方不明になり、翌21日に同県甘木市(現:朝倉市)の八丁峠で他殺体となって発見された[5]。 犯人とされる久間 三千年(くま みちとし、事件発生当時54歳[注釈 1])は事件発生から2年後の1994年(平成6年)に逮捕・起訴された。久間は逮捕前から冤罪を主張していたが(後述)、死体遺棄、略取誘拐、殺人の罪に問われ、2006年(平成18年)10月8日に死刑判決が確定[10]、2008年(平成20年)10月28日に福岡拘置所で死刑を執行された(70歳没)[11]。久間の死刑執行後、彼の妻が再審請求を行っている(後述)。 1992年2月20日朝、福岡県飯塚市潤野で市立潤野小学校の1年生女児2人(ともに7歳)が登校途中にそろって行方不明になった[12]。その後2人とも