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ブックマーク / mohno.hatenablog.com (25)

  • 曖昧な基準は問題か - mohnoのブログ

    ネタがないわけではないけど、やはり気持ちを途切れさせるといけないと思う今日この頃。連続してしまうが、ふたたび東京都の青少年条例について考えてみる。 コミック10社会の声明 「東京国際アニメフェア2011」への協力・参加を拒否する緊急声明につきまして」という声明が角川の公式サイトで公開されている。例によって、「東京都青少年の健全な育成に関する条例改定案」に反対するものだ。この声明は、反対の意を唱えているのだが、具体的にどうしたいのか分かりにくい面がある。いや、可決したことに異議を唱えていることはわかるのだが、 我々は、東京都が今後、上記付帯決議の精神に則って、作家の表現の自由や出版界の自主的な努力を尊重しつつ、改定条例の慎重な運用を行っていくことを強く求めるものです。 と言ってみたところで、東京都には「慎重に運用しますよ」と言われるだけだと思う。そもそも、 出版界は長年にわたり自主規制として

    曖昧な基準は問題か - mohnoのブログ
    worris
    worris 2010/12/25
    「「曖昧な基準が問題」だと主張する人は、著作権のフェアユース導入にも反対なんだろうけれども」
  • 音楽の国境 - mohnoのブログ

    amazon では CD を輸入できるのに、iTunes Store で外国で売っている楽曲を変えないのはなぜだろう…って、そりゃ各国のレコード会社が儲けるためでしょ。 iTunes Store で Beatles の楽曲の値段を調べてみると、アメリカでは1曲あたり$1.29(108円)、イギリスだと0.99ポンド(110円)、フランスだと1.29ユーロ(144円)、スイスは2.2スイスフラン(193円)、スウェーデンは12クローナ(149円)、オーストラリアは2.19オーストラリアドル(182円)、日は200円となっている。CD を輸入する場合は送料手数料がかかるから、単価だけの比較では済まないけれど*1、音楽配信はそうした料金がないのだから、買えるなら一番安いところで買うよね。 ちなみに、音楽業界って、必ずしも全世界のビジネスを一社でまかなっているわけでもなくて、現地では現地のレコー

    音楽の国境 - mohnoのブログ
    worris
    worris 2010/12/18
    「着うたの10分の1しか市場がないくせに、払いが悪いらしい Apple にこそ問題があるんじゃないかな。単価が安くて市場も小さい上でに高飛車な会社」
  • 東京都の青少年条例に関する雑感(※追記あり) - mohnoのブログ

    コミPo!が届くのを待っている間に、東京都の青少年健全育成条例改正案が成立したようだ*1。早い時期から追いかけていたわけでも何でもない。推進派もさることながら、反対派の主張にも賛同しにくいところがあり、あまり深入りする気にならなかったというのが正直なところである。 青少年条例と世間 いわゆる有害図書(東京都では不健全図書)という仕組みは、今にはじまったことではない。「行政」がやるか「自主規制」であるかという点をわきに置いておけば、“未成年者に”見せるべきではないというコンテンツがあるというのは世間的には受け入れられている話だ。「どんなコンテンツも人の選択に任せるべきであり、未成年者を区別する必要はない」という意見はあるだろう。私は与しないし、それは世間の賛同も得られないと思う。 自主規制はよいが、行政がやるのは検閲だ、という意見の妥当性については後で述べるが、自主規制が機能していなければ

    東京都の青少年条例に関する雑感(※追記あり) - mohnoのブログ
    worris
    worris 2010/12/17
    冷静に整理。「面倒臭がって扱わなくなる流通業者にこそ「表現の自由を守れ」というべきではないのだろうか」。
  • 議論の論理 - mohnoのブログ

    議論の前提 はてブをきっかけに先日のエントリにコメントをもらったが、何が問題であるかを少し一般化して考えてみよう。 議論には前提がある。この前提は議論に加わる参加者が一致できるものでなければならない。そこを一致させずに議論を続けても議論がかみ合うことはない。私のエントリが長めになることも多いのだが、それは前提を明確にしておきたいからといっても過言ではない。 最近話題になっている東京都の青少年条例の議論も、どことなくその雰囲気が感じられる。東京都が、現在の条例で規制できないが、新しい条例で規制できると考えている具体的な例はどんなものがあるのだろう*1。漫画家は、ほんとうに「明確な線引き」を望んでいるのだろうか。「線引き」を明確にすればするほど、表現が規制されることになると思うのだが。 アクセス制御の回避規制についての小寺氏は、「アクセス制御を回避したアクセスが規制される」ならば「Linux

    議論の論理 - mohnoのブログ
    worris
    worris 2010/12/13
    「「MIAU が主張する問題点」は、結局たいした問題ではなかった」
  • アクセス制御の回避規制に関する既視感 - mohnoのブログ

    このくらいは朝飯前と言いたいところだが、朝飯はべてしまったので昼飯前の分として書いておこう。 Kinect が XBOX360 以外で使えるのはなぜか 小寺信良氏が「アクセスコントロールの弊害についての補足」というエントリを書いている。ここでは、Microsoft が XBOX360 用に出したオプション Kinect について、このように書かれている。 アクセスコントロールへの規制は、こういうムーブメントが日だけで起きない、起こせないという可能性も出てくるのではないか。日エンジニアは、ハッカーというよりはきっちり真面目な人達が多いので、あきらかに違法認定されたものには手を出さないし、面白い技術を開発しても発表できなくなる。これは日の知財戦略にとって、大きなマイナスになり得る。 反対派の理由付けが妄言ばかりだと、正当な反対理由なんてないことが強調されてしまうことになるよ、とは言っ

    アクセス制御の回避規制に関する既視感 - mohnoのブログ
    worris
    worris 2010/12/11
    「反対派の理由付けが妄言ばかりだと、正当な反対理由なんてないことが強調されてしまうことになるよ」
  • DVD/blu-ray ディスクは“ソース”か - mohnoのブログ

    今日は別のエントリを上げるつもりだったんだけど、id:heatwave_p2p さんが「DVD/Blu-rayのコピー、事実上の禁止へ:「コンテンツは二度買え」「嫌なら光学ディスクを捨てるな」」という読み捨てならないエントリを書いていたので、急遽変更。 “ソース”とは何か 冒頭に、こう書かれている。 正味の話、海賊版対策になるわけもなく、あくまでも建前に過ぎないんだろう。当の狙いとしては、正規購入者の『ワンソース・マルチユース』を防ぎたいというところか。 コンテンツ業界の人が読んだら、何を書かれているのかピンと来ないと思う。コンテンツ業界が望んでいるのは、まさに「ワンソース・マルチユース」だからだ。読み進めていくと、その疑問が氷解する。ここでは、DVD/blu-ray ディスクを“ソース”と呼んでいるらしい。だが、コンテンツ業界には「ソースを提供しているんじゃない」と言われてしまうだろう

    DVD/blu-ray ディスクは“ソース”か - mohnoのブログ
    worris
    worris 2010/12/07
    「ワンソース・マルチユース」の誤用。「映画館で映画を見たら、DVD が貰えるようになるわけではない。ライブに行ったらライブCDが貰えるわけではない。」
  • 歴史は繰り返す - mohnoのブログ

    DVD の家庭内コピーが禁止へ 「DVDコピー、家庭内も禁止へ 暗号で保護のソフト対象」によれば、DVD や blu-ray ディスクで提供されるコンテンツの複製が禁じられるようだ。 DVDやブルーレイなどに収録されている市販の映画テレビドラマなどの映像ソフトをコピー(複製)する行為は、家庭内であっても違法になりそうだ。暗号化技術を使って保護されているソフトが対象で、保護を破るプログラムの製造や配布も禁止される。ネット上にあふれる「海賊版」を抑制するのが狙い。文化庁が3日、方針を固めた。 「罰則は設けない」そうで実効性に疑問はある。だが、今年施行されたダウンロード違法化は、それなりに実効性があったようだから、「あがいても無駄」ということにはならないのかもしれない。少なくとも、普通の書店に並んでいる『DVDコピー術』みたいな書籍は一掃されるだろう*1。 いつか見た光景 予想できたことだが、

    歴史は繰り返す - mohnoのブログ
    worris
    worris 2010/12/05
    「むしろ、「コンテンツの複製防止を認めるな」というべきであろう。現状では、特別なツールを入手して複製できる人しか複製できないのだから、「回避を許容せよ」という主張は万人のためのものにならない。」
  • フェアユースは大企業に有利な制度 - mohnoのブログ

    BOOKSCAN とフェアユース 昨日のエントリで取り上げた BOOKSCAN について、著作権に対する適法性を疑問視する声がある。社会的に差し止めるべきかどうかという問題はともかく、もし権利者側から差し止めようと法的な行動に出たら、業務を続けられないだろうというのが多くの専門家の見方のようだ。 そうした状況について「フェアユースがあればよいのに」という声があるようだが、当だろうか。フェアユースは、必ずしも訴訟リスクを減らすものではない。日では、Google のような検索エンジン、YouTube やニコニコ動画のような動画投稿サイトが裁判を起こされたことはないと思うが、フェアユースのあるアメリカでは裁判を起こされているのが現状だ。ブック検索の和解案もアメリカで著作権者から起こされた裁判が元になったものだが、日ではそうした動きはない。そうした現実を見る限り、フェアユースのない日よりも

    フェアユースは大企業に有利な制度 - mohnoのブログ
    worris
    worris 2010/11/27
    「フェアユースのあるアメリカでも違法コンテンツのダウンロードが「フェア」だとは認識されていないようである。」
  • “フリーミアム”という情報商材 - mohnoのブログ

    『フリー』騒ぎ 昨日、エントリを書いたばかりだが、川上量生氏が新たに「クリス・アンダーセン氏のFREEが糞な理由」というエントリを書かれていた*1。ここで、『フリー』について長々と批判しているのだけれど、前エントリに書いた通り、現実には『フリー』を発行した NHK 出版が『フリー』以降でフリーミアムモデルを採用していない(フリーミアムを礼賛していた自称経済学者の書籍も含む)。『フリー』に直接関わった人が、誰一人フリーミアムの効果を信じていないという何よりの証左だ。 世の中にうまい話はあるか? 「こんな儲け話があります」「こうすればお金になりますよ」という話は数々あるのだが、そんなにうまい話があったら誰でもやるだろうし、その儲け分は分散して結局儲からなくなる。投資が必要なものなら、損をするかもしれない。つまり「誰もに通じるような、うまい話なんかない」のだ。お金を稼ぐのは、時間を掛けたり、努力

    “フリーミアム”という情報商材 - mohnoのブログ
    worris
    worris 2010/11/25
    「『フリー』を発行した NHK出版が『フリー』以降でフリーミアムモデルを採用していない(フリーミアムを礼賛していた自称 経済学者の書籍も含む)」
  • 「ゆとりでもわかるコンテンツの価格の決まり方」について - mohnoのブログ

    川上量生氏のエントリ ドワンゴ創業者である川上量生氏が「ゆとりでもわかるコンテンツの価格の決まり方」というエントリを書いている。興味深いエントリで、そろそろ続編が出てくるかなと思ったら、その代わりに、はてブへのコメントが追記されていた。こんなことなら、はてブで突っ込んでおけばよかった、と思ったので、エントリを起こしてみることにした。 誤解のように断っておくが、エントリを書かれている立場は理解しているつもりで、その姿勢に反対しているのではない。とくに前半から中盤にかけては、おおむね納得のいく話だ。後半の現状認識については、むしろ“反対派”から突っ込まれる要素が散見されると思うのだ。 疑問点 以下、個別に挙げていく。 パソコンはおよそデジタルデータとして扱えるパッケージ型のコンテンツはすべてコピーできるので、ネットの普及と相まって一般ユーザレベルでも無断コピーを利用することがとても容易になった

    「ゆとりでもわかるコンテンツの価格の決まり方」について - mohnoのブログ
    worris
    worris 2010/11/24
    「いまだにその主張をしている人は、何か説明されたからといって理解する能力があるだろうか。」
  • 事後対処 - mohnoのブログ

    ノーティス・アンド・テイクダウン 著作権侵害などの問題に関連して、プロバイダー責任制限法で言われる「ノーティス・アンド・テイクダウン(notice and take-down、通知後の削除)」というのは、「問題が発生したときに、発生後に通知があってから対処すれば、事前の対処をしなくても責任を問われない」というものだ。これを、「事後に対処するかしないか」という話だと勘違いしている人がいて驚いたことがあるが、問題が発生したら対処するに決まっているわけで、事後の対処させしっかりしていれば、事前に取らなくても責任は問わないよ、ということである*1。 これがテレビだったら、放送する内容を事前にチェックするだろうし、生放送で、出演者(たとえ一般人であっても)が不適切な発言なり、表現をしたら、お詫びするなり、場合によっては BPO に報告したり、ということになるだろう*2。 宇多田ヒカルの公式動画削除“

    事後対処 - mohnoのブログ
    worris
    worris 2010/11/20
    「そんな間違いも許せない態度で、フェアユースだのを認めないのはおかしいって言うのって、それこそ理解してもらえない」「権利者側にしてみれば、仕事が増えただけで何のメリットもない」
  • Amazon MP3は日本で流行るか - mohnoのブログ

    DRM フリーの音楽配信 「Amazon.co.jp、DRMフリーのMP3楽曲配信を開始」などで報じられた通り、DRM フリーの音楽配信サービスである Amazon MP3 が日でも始まった。1100万曲という楽曲は、やはり洋楽が中心のようだが、これは“DRM フリー”というサービスの特長に加えて、魅力的なビジネス規模になりうるのか様子を見られているのではないかと思う。米国でも決して iTunes Store と比較できるほどの規模に成長しているわけではないようだが*1、日では、その iTunes すら歯が立たない「着うた」という市場があるからだ*2。 Amazon MP3 より安価なサービス 着うた需要の多くはシングルと推察されるが、アルバムについてはどうだろうか。この領域で、Amazon MP3 は、より安価なサービスと競合することになる。こう書けば予想されるだろうが、言わずと知れ

    Amazon MP3は日本で流行るか - mohnoのブログ
    worris
    worris 2010/11/16
    「FairPlay が防いだものは、楽曲の違法コピーというより、他社デバイスの進出ではないのか。私には、iPod や iTunes が絶対的な地位を獲得してから、ゆるゆると囲い込みを外したようにしか見えないのだが。」
  • 音楽業界はストリーミングを嫌っているか - mohnoのブログ

    Utada Hikaru Official YouTube Channel 宇多田ヒカルが YouTube に公式サイトを解説し、プロモーションビデオをフルコーラスで配信しはじめたことが話題になった。以前から AVEX も公式チャンネル を持っているようだし、フルコーラスでないものなら色々配信しているようだ。音楽は原盤権があって色々調整が大変な場合もあるだろうけど、宇多田ヒカルの場合はおそらく“人の意向”が重視されるほどの存在であるだろうことがうかがわれる。 MySpace Music 先日書いたエントリに、はてブで …(略)…「欧米ってNapsterみたいなのはやらせてるのになぁ…。でも日は逆にやらせてない不思議なバランスw b:id:ripple_zzz:20101112 というコメントが付いた。Napster は低額性で聴き放題を実現するサービスとして日でもサービスを展開してい

    音楽業界はストリーミングを嫌っているか - mohnoのブログ
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    worris 2010/11/15
    「出版業界の今後がかかっているのです」
  • ネットの記録が消えるのは一瞬 - mohnoのブログ

    「眞鍋かをりのココだけの話」 「開設から6年 眞鍋かをりさんのブログが閉鎖」などで報じられている通り、“ブログの女王”と呼ばれた眞鍋かをりさんの「眞鍋かをりのココだけの話」が閉鎖されたようだ*1。眞鍋かをりさんのファンというわけでも、ブログの愛読者でもなかったけれど、これだけ知られたブログでも「更新されない」だけでなく「閉鎖」されてしまうと、“かつて”だったとしても、熱心な読者は残念なのではないだろうか。 かくいう私も、とくに知財に関する素晴らしい見識を書かれていた「ナガブロ」(2008年8月頃、過去ログ消去)や「KSTK」(2010年1月閉鎖)などが閉鎖されて大変残念な思いをした。 Wayback Machine archive.org という素晴らしいドメインで運営されている「Wayback Machine」は、ネット上のコンテンツを網羅的に記録し続けている。眞鍋かをりさんのブログの最

    ネットの記録が消えるのは一瞬 - mohnoのブログ
    worris
    worris 2010/11/09
    「国会図書館で古い本が読めるのは、出版物を残すという意思が法的に定められているからだ」。Internet Archiveは収集後2年経たないと公開しないのか。
  • 大手出版社は版面には何の権利もないと明言している - mohnoのブログ

    「『絶版堂』を巡る権利問題について」で、版面権の問題が取り上げられている。ここに、中村うさぎさんのツイートがある。 @nzm あの…あたし、絶版になった短編集「犬女」を、自分で電子で売ろうと思って、文藝春秋社に申し入れたら、版権料とか何も要求されず、OKいただきました。ただ、版面権(?)は印刷所にあるとかで、版下は使えないので、単行をそのままPDFなり何なりで売ってくださいと言われたよ。 http://twitter.com/nakamurausagi/status/18781362235 以前にも紹介した荒俣宏氏のブログで …日の出版社には直接何の権利もないので、この和解に介入することができず… と明言していたのが文藝春秋社である。この頃は、どの出版社も同様に対応しており、ブック検索に対して「出版社の権利を侵害する」と訴えたところはほとんどなかった。小規模な出版社や協会がいくらか異議

    大手出版社は版面には何の権利もないと明言している - mohnoのブログ
    worris
    worris 2010/11/06
    新しい書協の契約雛型では「出版物の版面および電子出版用データ(作成途中の中間生成物を含む、以上を総称して「出版データ」という)に関する権利は、乙(=出版社)に帰属する」と。 http://bit.ly/aJiO2h
  • 印税“率”という床屋談義 - mohnoのブログ

    漫画onWeb 「「ブラよろ」無料公開の効果は 佐藤秀峰さん、赤裸々な数字明かす」で紹介されているとおり、漫画家の佐藤秀峰氏が運営する「漫画onWeb」の状況について、日記で詳細を答えている*1。以下、気になった部分を抜粋してみる。 今回の無料公開で、公開開始から日までの約3週間の間にサイトを訪れた新規の閲覧者さんは、約40万人 読者登録をしてくださった方は、約3000人 無料公開以後の、ポイントの購入件数は1000数百件 売り上げの合計は3週間で90万円を超えたところ…今月の売り上げトータルでは100万円を超えるであろう、と予測 僕個人の売り上げとしては、今月は、24日現在で50万円を超えたところ 僕を除く出展者さんの売り上げはいくらかと言うと、正直に申し上げて、平均数千円に過ぎません 出展者さんの中は、システム利用料分のお金を、売り上げでカバーできない方もいらっしゃいます 「海猿 T

    印税“率”という床屋談義 - mohnoのブログ
    worris
    worris 2010/10/28
    「それは普通、印税ではなく卸値(仕入れ値)と言うのではないか。」
  • 著者は出版社に権利を渡すべきではない、は本当か - mohnoのブログ

    先日のエントリに対する反論(はてブのコメントに対する反論に非ず)を書きたいところだが、また興味深いネタが上がってきたので、そちらを取り上げる。 西田宗千佳氏のツイート 電子出版について などで紹介されているが、西田宗千佳氏が twitter で「電子出版に対する誤解」を列挙されている。番号のついているものを列挙してみる。 @mnishi41: (1) 十数%の印税はぼったくり。印刷しないのだからもっと上がる> そうではない。 出版社からがの印税率が低いのは、広告宣伝や校閲、デザインなどの「制作費」を含むから。これらを彼らが負担しているので、その分減っていると考えるべき 2010-10-24 02:15:39 via Echofon @mnishi41: (2) アマゾンやアップルの印税率は高い。すべて直でやるべき >そうとはいえない  アマゾンやアップルは「配信」しかしてくれません。広告宣

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  • 紙の書籍でできて、電子書籍でできないこと - mohnoのブログ

    電子書籍も借り貸しできますー米Amazon【湯川】」(TechWave)という記事があった。「電子書籍市場が伸びていく」ということに否定的な人なんているのだろうか。実は、私がこれを書いた頃は、この不景気で2009年はそれほど伸びないかもしれないと思っていたのだが、そんな予想も外れて2009年も大幅に伸びている*1。毎度同じことを繰り返しているけれど、日電子書籍が普及していない、というのは数字を見ない人の戯言でしかない。 しかし、それは「出版が電子書籍に置き換わっていく」ということとは違う。この記事には、蛇足として「ほかになにか紙でできて、電子でできないことってあったっけ」とコメントされているのだけれど、そんなのいくらでもあるじゃないか(他のはてブでもコメントされていたが、ほんとうに“蛇足”としか言いようがない)。私がはてブにざっくり書いものを、リストアップしてみよう。 電池なしで読め

    紙の書籍でできて、電子書籍でできないこと - mohnoのブログ
    worris
    worris 2010/10/24
    「そもそも、現在“電子書籍”をネタにして成功しているのは紙の書籍ではないか。」
  • マジコンとかアクセス制御の回避規制についての雑感 - mohnoのブログ

    だから別に id:heatwave_p2p さんのエントリに文句をつけやすくするために「はてダ」に引っ越してきたわけではないのだが(←何か月前の話題だ)、グルーポンのレポートばかり書いているのも何なので、たまには違うことでも取り上げてみようと思い、アクセス制御の回避規制について書いてみる。 アクセス制御の回避規制では、何が規制されるのか 現在、たとえば DVD で使われている CSS のような保護技術は「複製(コピー)制御技術」(著作権法で言うところの技術的保護手段)ではなく、アクセス制御技術だとされている。制御されているのは DVD を Windows のドライブに差し込んで“再生”(アクセス)することだからだ。マジコンの件を脇に置いておけば、議論されていたことは、「アクセス制御技術を著作権法の技術的保護手段に含めるかどうか」だったと理解している。 ちなみに、米国では保護手段とみなされて

    マジコンとかアクセス制御の回避規制についての雑感 - mohnoのブログ
    worris
    worris 2010/10/19
    「アクセス保護技術を回避して複製することが私的複製とみなされなくなる」→「アクセスが禁止されるわけじゃない」/「国会図書館に古くからの書物が残っているのは「書籍が複製できたから」ではない」
  • 「新聞協会の調査を嗤うネット住民」という構図 - mohnoのブログ

    新聞協会の調査と批判について 「91・3%が「新聞読む」 日新聞協会調査」(47NEWS)などで報じられている日新聞協会の調査報告について、J-CAST のように疑問の声を上げている人がいる。ジャーナリストの江川紹子さんは twitter で次のように書いている。 日新聞協会の調査で、新聞を読んでいる人は91.3%で「新聞は人々の生活に欠かせない基幹メディアであることが改めて確認された」と。う〜ん、この数字、実感よりも高めに出ているような気がするんだけど…ということで、元のデータを当たってみた。そうしたら…(続く) http://twitter.com/amneris84/status/15674072312 新聞協会の調査に応じた回答者の構成を見てみる。年代では50歳代が21.6%だが、直近の国勢調査によれば14.9%。住まいは79.9%が持ち家(マンション含む)だが、平成20年の

    「新聞協会の調査を嗤うネット住民」という構図 - mohnoのブログ