「ISILの幹部は、『ゴトウは殺したくない』と言った」──。ジャーナリストの西谷文和氏は、「イスラム国」による邦人人質事件の際、直接、ISIL(ダーイッシュ)の幹部と接触し、このような言葉を聞いたと語った。 後藤氏を救出できると信じていたという西谷氏は、人質事件の流れを時間軸に沿って説明し、5つの疑問を挙げた。 「日本政府はミスを繰り返している。(最初の要求の)20億円の提案について、なぜ、水面下で交渉しなかったのか。安倍首相は『イスラム国』に人質がいるのに、なぜ、挑発するような演説を何度もしたのか。なぜ、イスラエルで会見した時、イスラエル国旗を外さなかったのか。どうして、交渉期限までの72時間内に、イギリスと2プラス2会議をしたのか。対策本部を、なぜ、ヨルダンに置いたのか」 安倍首相はマスコミに圧力をかけ、この失策をもみ消そうと躍起だ、と指摘する西谷氏は、「その裏には『身代金を払うな、ト
![2015/02/20 【兵庫】「邦人人質事件での失策の裏には『身代金を払うな、トルコに対策本部を置くな』と強制した勢力がある」──西谷文和氏×泥憲和氏 「ISIL」問題を考える | IWJ Independent Web J](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a565944109db3c7efcaebdd85b0dc1f8a1024779/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fiwj.co.jp%2Fwj%2Fopen%2Fwp-content%2Fuploads%2F2015%2F02%2Fec_150220_kobe_nishitani_doro_480.jpg)