■ はじめに このブログにはこれまでに何度か Win32 API のフックに関する記事を書いてきました。 API フックを行うには通常のプログラミングとは少し異なる知識と技法が必要となることもあって 記事の大半は技術的な話題が中心でしたが、今回は本題に入る前にちょっと別の視点で考えてみることにします。 そもそも、「API をフックする」とはどういうことでしょう? また、それによって一体なにができるのでしょう? API をプログラムの中から呼び出すことによって その機能を実現しています。 たとえば、画像の表示や音楽の再生、ファイルの読み込みや保存、メールの送受信や Web サーバへのアクセス、 こういった普段何気なく利用している機能は、最終的には Windows API を利用しています。 言い換えれば、API をまったく使わずに Windows プログラムを作成するのはきわめて難しいことな
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