タグ

ブックマーク / arn.hatenadiary.org (4)

  • 2009-12-12

    最近、労働系の学者への苛立ちは募るばかりなのだが、このも読んでいて何度か投げ捨てたい衝動に駆られた。 何が問題か。まず、景気に関する言及がほとんどない。もしこのが高度成長期に出されたであるならば、たとえそうであっても問題はない。しかしながら、今現在の日は未曾有の不景気にされされている。日々、失業者が増え社会保障の財源となる税収が少なくなっていく中、議論すべきなのは景気が回復してもなお貧困者が存在し続けることなのだろうか。 そのような批判はさておくとして、書の主題である社会保障改革か、ベーシックインカムか、という議論であるが、どうも橘木氏の発言が怪しい。橘木氏の議論はいつもそうだが調査や分析はまともなのに主張だけがリベラルに歪む。 例えば、大竹文雄氏の単身者・高齢者の増加による見せかけの経済格差であるという分析に対し、橘木氏は「一つのグループ内部における所得分配の不平等が進んでいる

    2009-12-12
    y_r
    y_r 2009/12/15
    "貧困を救うのは、社会保障改革か、ベーシック・インカムか" →そんなわけありません。貧困を救うのは景気回復です。
  • [経済][政治] 社民党に投票したくなってきた - A.R.N [日記]

    私は経済学的には国の予算の問題は、歳入と歳出の結果おこる分配の問題だと考えてきたのだが、「ナッジ」を読んで多少考えが変わりつつある。 もし、予算の使い方を自由にした結果、国民が多くの問題に対し議論の目を向けなければならず、議論が拡散してしまうのであれば、世界的に見てどの国でもそれほど規模が変わらないであったり、日歴史的に見て一定の水準に収まっているのであれば、そのような予算は固定化し政治的議論から切り離してしまうのもひとつの手なのではないか。 例えば、権丈先生の「医療政策は選挙で変える」には、医療費は常にGDPと連動してきたことが示される。世間では老人が増えるから医療費も増えるに違いないという議論がなされるが、実際には無い袖は振れないため、医療費が巨額になる前に政策が変更され、結果的に一定額に収まることになる。 すなわち、政策的に判断しなければならないことは、日はGDPのうち何割を医

    [経済][政治] 社民党に投票したくなってきた - A.R.N [日記]
    y_r
    y_r 2009/10/22
    所得税の上限を 60-70% 程度に引き上げてもよいのではないか?という根拠。"50% ぐらいで金持ちがやる気をなくす" という議論には根拠なし。
  • なんで実験経済学の話が出てこないのか謎だ - A.R.N [日記]

    # 2008年11月05日 id:luke_randomwalker 経済学, これはどうかと うーんBISビュー/バブルだとわかるなら空売りかければ大もうけですがな/で、誰が見てもバブルなら皆が売ってたちまちバブル消滅ですがな/後から「あれは誰が見てもバブル」なんていうのはただの後だしジャンケンでしょ # 2008年11月03日 id:mojimoji セルクマ バブル退治の難しさは、バブルかどうかわからないことより、バブルとわかってる人がバブルと認めない(インセンティブをもつ)ことの方でしょう。/後は実需に直接関わる政策を金融政策より重視すればいい、ということ。 # 2008年11月03日 id:kmori58 神のごとき目を持つモジモジ君にはそれがバブルかバブルでないか見分けられるのでしょうね。我々凡人には無理だ。 「バブルとわかってる人がバブルと認めない(インセンティブをもつ)」

    なんで実験経済学の話が出てこないのか謎だ - A.R.N [日記]
    y_r
    y_r 2008/11/07
    なるほど.ただしファンダメンタルの見通しも強気⇔弱気をいったりきたりするはずだから,実験よりもバブルの振れ幅が大きくなるのか?
  • 小倉一哉著「エンドレス・ワーカーズ―働きすぎ日本人の実像」を読む - A.R.N [日記]

    私自身、比較的残業の多いと言われることの多い業界にいることもあり「働きすぎ」の問題には関心を寄せざるを得ない。事実、同僚に聞くと過去に月200時間を越える残業をしたことがあるという人が高率で存在するし、忙しい状況では過労死ラインといわれる月80時間の残業程度では同情どころか、さぼってるとみなされることも珍しくない。 書は労働政策研究・研修機構主任研究員の著者が、研究を通じて収集したデータを元に日における労働時間についてその実態に迫ったものである。その内容を要約すると下記のような事実が挙げられている。 国際比較をすると、後進国ほど労働時間が長く先進国ほど短い傾向がある 先進国の中で比較すると、日アメリカの長時間とヨーロッパ各国の短時間で二分しており、イギリス、フィンランドがその中間に位置することから考えると、市場主義的な考えが強い国ほど労働時間が長い傾向にあることがわかる 収入は、労

    小倉一哉著「エンドレス・ワーカーズ―働きすぎ日本人の実像」を読む - A.R.N [日記]
    y_r
    y_r 2007/12/05
    "モチベーション"の人とか"生産性アップ->労働強化"という思い込みが激しいんだよね
  • 1