アジャイル開発やプロジェクトファシリテーションを実践している現場は、幼稚園や小学校とよく似た光景ややり方を目にすることがある。たとえば、「ニコニコカレンダー」だったり、「バグレゴ」だったり、「朝会」だったり、「プロジェクトホームルーム」だったり、「あんどん」だったり。 このエントリは、そのような場面を見て、「いい大人が、何をやっているのか!プロフェッショナルは黙って自分の仕事をせよ!」というような仮想議論(この意見を実は直接聞いたことがない)に対する仮想回答である。 ソフトウェア開発は、「ナレッジ創造(Knowledge Creation)」活動なのだ。よく分かっていないものを、アイディアとコミュニケーションでつないで、ドキュメントにしたり、テストやコードにしたり、マニュアルにしたり、している。この「よく分からないこと」というのは、要求にしても基盤技術にしてもそうだ。顧客は要求を完全に分か
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