投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部 監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ) 2020年1月22日 明の時代の中国から伝わった軟落甘(なんらくがん)というお菓子が起源とされている落雁。その当時から現代まで、お茶菓子やお供え物として親しまれてきた落雁だが、お供え物として長期間置いておく機会が多いこともあり、保存方法や期間が気になるという人も多いのではないだろうか。今回は、そんな落雁の正しい保存方法について紹介したい。 落雁というお菓子は砂糖が多く含まれており、水分の少ない干菓子に分類されるものが大半だ。したがって、正しい保存方法で保管ができていれば1ヶ月以上置いても問題なく食べられる一方で、正しい保存方法を知らないとすぐに品質が劣化してしまう恐れがある。 落雁の保存で重要なのは、湿気と日光を避けることだ。砂糖が多く含まれる落雁は、湿気を吸収しやすく、梅雨時などはとくに劣化が起こりや