Linux Worldで基調講演をする。いまだにプレゼンテーション資料が出来上がっていない。(とほほ) 下記のようなお話をするつもりだ。ひょっとしたらがらっと変えるかもしれないけれど、コメントやトラックバック頂ければ嬉しいです。 OSSが登場して8年、Linuxが登場して15年。GNUプロジェクトから約20年。 何が変わって何が変わらないのか。次の10年の解決すべき課題は何なのか? GNUプロジェクトが発足した当時、インターネットはまだ一般的ではなかった。GNUの成果を入手するには配布手数料をFSFに送金して配布用テープ、そう当時はテープでソフトウェアは配布されていた、を入手するしかなかった。CD-ROMすら一般的ではなかった。 LinuxがNetnewsで話題になっているころ、インターネットは学者、研究者のおもちゃであった。世界中にftpサイトはできつつあったが、インターネットにアクセス
The story behind the story is that Linux has become totally mainstream. You may not have a Linux desktop in front of you the way I do, but if you spend most of your day visiting Google, Facebook or Twitter, you're using Linux. That Android phone in your pocket? Linux. Your DVR? Probably Linux. Do you use a NAS (network attached storage) device for extra storage? Almost certainly Linux. Trade stock
先月中旬の話になるが、マイコミジャーナルで紹介されていた「事例に学ぶ オープンソース知財セミナー2010」というセミナーに参加してきた。(主催はオージス総研)サブタイトルは「オープンソースに潜む法的リスクとその対策のヒント」という謳い文句であり、オープンソース独特の法的リスクの話が聞けるかも知れないと思い申し込んだ。だが、結果は見事に裏切られた! ひとことで言うと、今回のセミナーはオープンソースのセミナーではなかった!というのが拙者の正直な感想である。あまりにも酷い内容だったと言って差し支えない。酷かったのは各々のプレゼンの質などではなく、その欺瞞に満ちたメッセージである。そのようなメッセージを放置すると、オープンソースに対する誤った知識が広まる恐れがあるので、本エントリにて批判させて頂こうと思う。 キナ臭い基調講演基調講演は本セミナーを主催したオージス総研の常務が行なった。滑り出しはオー
日本人(http://twitter.com/kohsukekawa)がリードする継続的インテグレーションツール(http://ja.wikipedia.org/wiki/Hudson)の開発コミュニティーとオラクルの間に摩擦が生じている。 http://www.hudson-labs.org/content/whos-driving-thing バックグラウンド: Hudsonはフリーソフトウエア(MIT License)だが、Kohsuke KawaguchiさんがSunにいたころ開発されたため、同社がプロジェクトのトレードマークを持っていたらしい。 買収によりSunのHudsonにたいする権利もオラクルのものになった。 元記事に詳しいタイムラインがあるが、肝心なところを拾うと: 開発はjava.netでホスティングされていたが信頼性の問題などからメーリングリストはgoogle gro
巧は同社が開発しているWeb会計システム「助太刀会計」をオープンソース化した。オープンソース版は一企業向け版で,ユーザー登録とアクセス権管理機能がないが,それ以外の機能は商用版と同等。助太刀会計はこれまでに約200社が利用している。 助太刀会計は,金銭出納帳,銀行勘定帳,総勘定元帳,補助元帳,振替伝票,集計表系,残高試算表,補助残高一覧表,部門別対比残高試算表,比較損益計算書,キャッシュフロー計算書,消費税チェックシート,決算報告書などの機能がある。アルファベットによる勘定科目の検索機能,仕訳辞書や伝票辞書機能なども備える。 商用版はユーザー毎にマスター・データ更新などのアクセス権を設定できる。オープンソース版はユーザー登録機能がなく,ログインせずに利用するが,それ以外の機能は商用版と同じ。巧は今後も商用版を継続して販売・サポートする。 開発言語にPHP,データベースにPostgreSQL
第5回 宮原徹氏、語る。「オープンソースカンファレンスがなくても、コミュニティが情報発信する世界が理想」 金武明日香(@IT自分戦略研究所) 2010/10/1 オープンソースカンファレンスの発起人、宮原徹氏インタビュー。OSCが目指すのは「情報発信の場」と「つながり」を作ること。「参加者の自主性に任せる」というOSCの運営ポリシーは、多くのコミュニティ運営者にとって役立つことだろう。
以下の文章は、Red Hat による The Open Source Way の第12章 How to tell if a FLOSS project is doomed to FAIL の日本語訳である。 (本文は元々 Tom 'spot' Callaway によって書かれたものであり、CC BY SA 3.0 の条件下で利用されている。その「フリーソフトウェアやオープンソースソフトウェアのプロジェクトが失敗する運命にあるか(そうでなくても少なくとも成功が阻害されてるか)知る方法)」は元々以下の URL に公開されたものだ:) http://spot.livejournal.com/308370.html この文章は、最近 Chromium を調べたことに端を発するものだが、何年にもわたり広く観察してきた危険信号の一部に過ぎない。 サイズ ソースコードが 100MB をこえる [失敗度5
オープンソースソフトウェアの育て方 作者: Karl Fogel,高木正弘,高岡芳成出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2009/07/27メディア: 大型本購入: 1人 クリック: 165回この商品を含むブログ (34件) を見る 「ほとんどのフリーソフトウェアプロジェクトは失敗します」という言葉で始まるこの本を読んで、いろいろと感じるところがあったので、ちょっと感想など書いてみたいと思います。 # ちなみに、この本は、 http://producingoss.com/ja/ でも読むことができます。また、http://producingoss.com/ja/ja-support.htmlで、いろいろな形式でダウンロードすることもできます。 まず、実感したのは、オープンソースでソフトウェアを始めるのはとても簡単だけれども、それを続けていくというのは、至難の業だという点です。こ
数千万から数億のソリューションを買うのかオープンソースをハックできる人を育てるのか。もちろんそんなに単純な問題ではないが、じっくり考えてみるに値する。 企業にとっては、何らかの経営的課題が解決できれば別に自社で内製しようが、他社のプロプライエタリなソリューションを購入しようが、それこそオープンソースであれやこれやしようが単に手段が違うだけである。リスク、コスト、時間などを天秤にかけて決定すればいい。 わたしなんかは、オープンソース原理主義者的なレッテルを世間からは貼られているので、なんでもかんでもオープンソース(OSS)を推進しているように思われているが、理念としてのフリーソフトウェア運動に深く敬意を抱きつつも、ま、安ければなんでもいいんじゃない、という日和見主義者なので、商用製品を使うことになんら躊躇はない。 例えば、EMCのご大層なストレージを1TB用意するのと、ローカルストレージで1
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