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ブックマーク / ikedanobuo.livedoor.biz (6)

  • エネルギーの神話と現実 : 池田信夫 blog

    2011年05月26日21:50 カテゴリエネルギー エネルギーの神話と現実 菅首相がG8で「再生可能エネルギーを2020年代に20%以上にする」と国際公約するそうだ。公約した当人が2020年どころか来年までいるかどうかわからないので、かつての「鳩山イニシアティブ」のような空手形だが、このように「ソフトエネルギー」に大きな期待がかけられるのは、今に始まったことではない。 書もいうように、こうしたブームの最初の火付け役は、Amory Lovinsの1976年の論文"Energy Strategy: The Road Not Taken?"である。このあと彼の書いた『ソフト・エネルギー・パス』が世界的ベストセラーになり、彼が来日したとき、インタビューしたことがある。そのとき彼は「20世紀中にアメリカのエネルギーの1/3はソフトエネルギーになる」と予言した。 いまアメリカで(水力を除く)再生

    エネルギーの神話と現実 : 池田信夫 blog
    yaneshin
    yaneshin 2011/06/04
    エネルギーにおいてもハイブリッドな発想は大切だということですね。
  • 道徳なき商業 : 池田信夫 blog

    2011年05月29日12:32 カテゴリ経済 道徳なき商業 私が孫正義氏の「自然エネルギー協議会」について「エネルギーは経済問題。『正義』を持ち込むのは間違いのもとである」とコメントしたら、彼が「正義を疎かにする経済ほど愚かなものはない」と反論し、たくさんの賛否両論のコメントが来た。その中で目についたのは、ガンディーの「道徳なき商業」の引用である。これは国会の参考人聴取で小出裕章氏が言ったらしいが、彼はガンディーがインドの「商業」に何をもたらしたか知っているのだろうか。 書は、ガンディーの経済思想をインド出身の経済学者が解説したものだ。ガンディーが経済学を論じたわけではないが、著者は書簡や演説などの断片からその経済思想を再構成している。著者によれば、ガンディーは伝統的な農村の自給自足をベースに経済発展を考えていた。彼の経済思想は、次のベンガルでの演説に端的に表わされている。ベンガルが

    道徳なき商業 : 池田信夫 blog
    yaneshin
    yaneshin 2011/06/04
    正義と貧困ってトレードオフの関係でしたっけ?
  • バイアスに迎合するマーケティング : 池田信夫 blog

    2011年04月17日11:53 カテゴリ経済 バイアスに迎合するマーケティング 最初にクイズ:次の10の行為の中で、健康に有害なリスクが最大と最小のものは何か?原子力発電所の近くに居住する 鎮痛剤を飲む 大気汚染のかなり著しい場所に居住する 飛行機に乗る エスカレーターに乗る タバコを吸う 入浴する 電車に乗る スキーをする コーヒーを飲む最大は多くの人がわかるように6で、最小はわからない人が多いだろうが5である。しかしアンケート調査では、最大は3で最小は7だった。実はこのリストは、人々の考えているリスクと実際のリスクの差、すなわちバイアスの大きい順に並べたものだ。この順序を見ると、非日常的でニュースになりやすい原発、薬害、公害、飛行機事故などのリスクが過大評価される一方、日常的なリスクが過小評価されることがわかる。 「アゴラ」でも紹介したように、このように人々が珍しい(小さな)リスクを

    バイアスに迎合するマーケティング : 池田信夫 blog
    yaneshin
    yaneshin 2011/04/24
    情報に対する冷静な対応がなかなか出来ない理由でもあるかと。ネットもそのバイアスに片棒を担ぐ場合もありますけど。
  • radiko.jpの日本的構造 : 池田信夫 blog

    2011年02月05日19:51 カテゴリメディア radiko.jpの日的構造 全国のラジオ局が放送を同時にネット配信するradiko.jpのサービスが、格的に始まった。いま配信しているのは関東と近畿の局だが、ウェブサイトでは、東京からは関東の局しか見えない。大阪の局に直接アクセスすると「サービス地域外のためラジオを聴くことができません」というメッセージが出る。 これはユーザーのIPアドレスから、その地域を判別してアクセスを拒否しているらしいが、かなり面倒な作業である。ほとんどのユーザーはISPからDHCPでアクセスしているので、IPアドレスと地域は対応していない。おそらく中継ルータのアドレスから地域を推定しているのだろうが、このためには全国の数万のルータのアドレスとその地域を対応させる膨大なデータベースが必要である。実際には、かなりエラーが出るようだ。 ネットラジオはiTunesに

    radiko.jpの日本的構造 : 池田信夫 blog
    yaneshin
    yaneshin 2011/02/05
    いささか論理が飛躍しているように感じられます、ラジオのネット配信と横並び体質とを同一視するところが。大切なのはラジオというメディアがネット配信に乗り出したというところで、そこからどう進んでいくかは業界
  • 池上彰というイノベーション : 池田信夫 blog

    2011年01月05日11:41 カテゴリメディア 池上彰というイノベーション おとといのアゴラの記事で、池上さんのことを書いたら、「わかりやすく解説する人を上から目線で批判している」というコメントがあったので、ひとこと弁明しておく。 池上さんと私は、一緒に仕事をしたことがある。「シミュレーション関東大地震」というNHK特集で、国土庁の内部資料をもとにして南関東地震で15万人死ぬという被害想定をコンピュータ・グラフィックスで表現した。番組の半分以上が3DのCGというのは1988年当時としては初めてで、東京のどこにいたら死ぬかを具体的に示して問題になった。池上さんは当時、社会部の遊軍キャップだったので、彼のところに資料を持って行ったら「おもしろい」と一発でOKしてくれた。 その後、彼は「週刊こどもニュース」で有名になった。普通の記者はああいう仕事はいやがるものだが、それを11年もやったのは彼

    池上彰というイノベーション : 池田信夫 blog
    yaneshin
    yaneshin 2011/01/05
    池上さんの手法はコロンブスの卵だと思います。池上さんの解説で気付かされるのもいいのですが、池上さんの解説のプロセスに学ぶのも有効でしょうね。
  • 冤罪を生む検察の完璧主義 : 池田信夫 blog

    2010年09月23日00:24 カテゴリ法/政治 冤罪を生む検察の完璧主義 大阪地検の検事による証拠偽造事件は、事実とすれば弁解の余地はないが、これは一検事の特殊な事件ではない。こういう事件を生み出す背景を考えたほうがいい。 以前の記事でも書いたように、日の刑事裁判の有罪率は99.9%と異常に高いが、これは起訴率が63%と低いためで、有罪件数/検挙件数でみると国際的な平均水準に近い。逆にいうと日の検察は、絶対に有罪にできる事件しか起訴しない点が国際的にみて特異だ。 これは日の官庁の完璧主義のDNAが検察にも根強いためだろう。今回の事件のように無罪になると大スキャンダルになるので、検察はよけい慎重になって、ちょっとでも無罪になるリスクのある事件は立件しない。特に政治家のからむ事件は物証がないことが多いので、非常に慎重だ。 その結果、心証としてはクロであっても立件できない事件は、無実の

    冤罪を生む検察の完璧主義 : 池田信夫 blog
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