3月6日に「みんなの力で瓦礫処理」という新聞の全面広告が出ました。 「瓦礫処理が進みません、皆さんで分かち合ってくれ」ということですが…、そもそも、なぜ、瓦礫処理が進んでいないのか?あたかも広域処理が進んでいないから、瓦礫が片付いていないんだというキャンペーンが行われていますが、私は非国民扱いされるのを覚悟で、今回、この広域処理について厳しい意見を述べたいと思います。 がれきの量は阪神淡路大震災の時は2000万トン、東日本大震災2300万トン。総量で言えば、そんなに変わりません。ところが、1年たった瓦礫の処理率は東日本大震災が6.7% 阪神大震災は60%。10倍のスピードです。東日本大震災は津波、原発事故、広域の災害という条件があるので、単純にはくらべられませんが、それでも、なんなんだ、この遅さはと。今回、私はあるものに注目しました。がれき置き場の焼却炉です。阪神大震災で神戸市や西宮市で焼