SNS戦線異状あり、グリーの猛追で勢力図が大激変 東洋経済オンライン6月26日(金) 11時 9分配信 / 経済 - 経済総合 ミクシィと、ディー・エヌ・エーが運営するモバゲーが覇を競ってきたSNS(交流サイト)業界が、三国時代に突入している。 二強を猛追するのが、2004年に創業したグリーだ。今年4月には会員数が1000万人を突破し、ミクシィの1700万人、モバゲーの1400万人に迫る。業績もうなぎ上りで、09年6月期の営業利益は前期比では約7倍、75億円に急拡大する見込み。対してミクシィの営業利益は37.7億円と横ばい、ディー・エヌ・エーは前期比25%増の158億円(両社とも09年3月期)と伸びは続くものの、かつての勢いは衰えた。こうしたスピードの違いはどこから来ているのか。 ■急成長の原動力は巧妙な課金の仕組み 明暗を分けたのは課金ビジネスの成果だ。グリーの収益源は携帯ゲームで