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ブックマーク / globe.asahi.com (16)

  • 「不当な政治介入を排除できる」 福田康夫元首相が語る「記録を残す意味」:朝日新聞GLOBE+

    ――公文書に関心を持ったきっかけは 直接的なきっかけは、米国に国立公文書館(NARA)という大変立派なものがあるのを知ったことです。1980年代半ば、国会議員になる前、父(赳夫元首相)の秘書をしていた時だ。地元である群馬県の前橋市の学校が、終戦直後の航空写真が欲しいということで探していたが、なかなか見つからなかった。知り合いの新聞記者に頼んでNARAで調べてもらったら、「あるよ」と。それで米国に行ったときにNARAに寄って検索用カードで「MAEBASHI」を調べたら、数十枚の写真がすぐ出てきた。ワシントンDCに、日の地方都市の、しかも戦争で焼かれた写真があるということにびっくりした。しかも、よく整理されていて誰もがアクセスできる。「あぁなるほど、さすがだな」と感心した。 正しい情報を入手することができるのは、民主主義の原点。入手できないと、国民は正しい判断ができない。結果、悪い判断によっ

    「不当な政治介入を排除できる」 福田康夫元首相が語る「記録を残す意味」:朝日新聞GLOBE+
    ykkykym
    ykkykym 2020/05/18
    “新しい公文書館の計画が検討されている。どんな施設を期待するか:大事なのは現物を見ることができるかどうか。公文書館に行ったら、本当にあったという感動が教育上必要で、だから展示室を充実させる必要がある”
  • 日本社会は予定調和がお好き? 台湾にできて日本にできない展覧会とは:朝日新聞GLOBE+

    バランスが悪い?秀逸な映像作品の数々 筆者にとって展は久しぶりに見る刺激的で清涼感を味わうことのできる展覧会だった。同時に思ったのは、これは日では実現不可能だろうということだ。 まず形式的なことをいうならば、映像作品が多い。それもかなりの長さである。展のキーとなる作品の一つであるリュウ・チュアンの《ビットコイン・マイニングと少数民族のフィールドレコーディング》(2018)は40分だ。前回に続き稿で紹介している作品は全て映像または映像インスタレーション作品で、他にもシンガポールを代表するアーティストの一人ミン・ウォン(黃漢明)による自身が他者に「扮する」ことによって歴史との接続を試みる作品や、日系ペルー人アーティストのマヤ・ワタナベ(渡邊麻耶)による地震の前後に水槽の中で起こるドラマに焦点を当てた映像インスタレーションは、強い印象を放っていた。 マヤ・ワタナベ《地震》2017 それに

    日本社会は予定調和がお好き? 台湾にできて日本にできない展覧会とは:朝日新聞GLOBE+
    ykkykym
    ykkykym 2020/05/17
    “「映像が多いですね」というコメントは多くの場合ネガティブな意味合いをもつ。アーティスト主導のアカデミックで知的で政治的なテーマを含んだ展覧会。日本ではありうるだろうか”
  • ヒエログリフから絵文字まで 古代エジプトと現代がつながる:朝日新聞GLOBE+

    展覧会「エモグリフ」の展示の一角=Elie Posner, Israel Museum Jerusalem via The New York Times/©2020 The New York Times。左側には古代エジプトの発掘品が陳列され、右側には絵文字に関連したパネルがある

    ヒエログリフから絵文字まで 古代エジプトと現代がつながる:朝日新聞GLOBE+
    ykkykym
    ykkykym 2020/03/21
    “国立イスラエル博物館で開かれている展覧会「エモグリフ(Emoglyphs)」。双方は見るからに関連性がありそうでいながら、一筋縄ではいかない複雑な関係にある”
  • 労働の喜びとは?ウィリアム・モリスの夢を刺繍する青山悟のアート:朝日新聞GLOBE+

    《News From Nowhere (Labour Day)》2019 シルクスクリーンプリントに刺繍、ドローイング 100×140cm 撮影:宮島径 ©AOYAMA Satoru, Courtesy of Mizuma Art Gallery(部分) 「労働力の浪費は終わりを迎えるであろう」。これは19世紀のイギリスのデザイナーであり思想家であったウィリアム・モリスの言葉である。 《The waste of labour power would come to an end》2017 ポリエステルにメタリック糸と黒糸で刺繍 26.2×181.5cm ©AOYAMA Satoru, Courtesy of Mizuma Art Gallery 工業用ミシンを使った刺繍作品を制作する青山悟は、このモリスの言葉を縫い込んだ作品を完成させるために実に2ヶ月を費やした。「苦行」に近い労働を伴う行

    労働の喜びとは?ウィリアム・モリスの夢を刺繍する青山悟のアート:朝日新聞GLOBE+
    ykkykym
    ykkykym 2019/11/17
    “《News From Nowhere (Labour Day)》。青山は世界中で行われたデモのバナーを縫い込んだ。平和、独立、反戦、#MeToo、EU残留、人種差別反対、反原発等の中には、「表現の不自由展中止反対」という「事件」も”
  • あいちトリエンナーレ2019を今こそ見る。「幻の作品」から考える:朝日新聞GLOBE+

    国際的に活躍する国内外のアーティストを紹介する祭典として2010年の開始以来4回目を迎え、その存在が確固たるものとなった「あいちトリエンナーレ」。ところが今回のトリエンナーレは、期せずして現代美術に関心のない多くの人にもその名が知られることとなった。「不自由」展の、従軍慰安婦を象徴するキム・ソギョンとキム・ウンソンによる《平和の少女像》(2011)などに反感を覚えた人々からのクレームが殺到し、開幕2日後の8月3日に「不自由」展は閉鎖。政治家の発言や芸術監督津田大介氏の知名度もあいまって、このできごとは広く報道された。 しかし、「国際展としての質」という観点から考えたとき、もっとも深刻な影響は「不自由」展の閉鎖後に数々の参加アーティストが展示を中止したり、表現を変更したことだ。筆者は開幕前のプレビューから「無傷」の状態でトリエンナーレ全体を見ることができたのだが、幻の展示となったものがあるこ

    あいちトリエンナーレ2019を今こそ見る。「幻の作品」から考える:朝日新聞GLOBE+
    ykkykym
    ykkykym 2019/09/22
    “筆者も何気なく用紙に書き始めたところ、「たいしたことない」と気持ちに蓋をしていたハラスメント体験が、文字にしてみると涙が出るほど悔しく理不尽だったことを思い知った(荒木夏実)”
  • 終戦記念日に「少女像」について考える:朝日新聞GLOBE+

    中止となった「表現の不自由展・その後」に展示されていた「平和の少女像」=2019年7月31日、名古屋市東区、上田潤撮影

    終戦記念日に「少女像」について考える:朝日新聞GLOBE+
    ykkykym
    ykkykym 2019/08/14
    “日本では「女性が被った被害」が「戦争」と切り離して考えられます。「戦時中の女性の性搾取や性被害にスポットを当てることが現代の女性の人権を守る上で大事なこと」だというのが世界の共通認識です”
  • ノートルダムはなぜフランスを代表する大聖堂になったのか:朝日新聞GLOBE+

    【関連記事】 ノートルダム寺院「5年で修復」、仏大統領が火災受け演説 ノートルダム大聖堂は、モニュメント(記念物)としてヨーロッパで最も多くの訪問者を受け入れているといわれます。年間の観光客や巡礼者は約1300万人で、入館者が昨年一千万人を超えたルーブル美術館、約500万人を受け入れたベルサイユ宮殿などを大きく上回ります。ルモンド紙によると、40万人以上の生活を支える存在でもあり、門前町にあたるサンミシェル界隈はパリの一大観光拠点となっています。 火災前のノートルダム大聖堂夕景=2018年1月、国末薫撮影 その賑わいは、大聖堂がパリを代表するモニュメントとして認知されているからに他なりません。現実面で見ると、大聖堂が入場無料であることも、人気に一役買っているでしょう。ノートルダム大聖堂は1905年の政教分離法によって国家の所有と位置づけられる一方、永続使用権を認められているカトリック教会が

    ノートルダムはなぜフランスを代表する大聖堂になったのか:朝日新聞GLOBE+
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    ykkykym 2019/04/18
    “大聖堂が入場無料であること。ノートルダム大聖堂は1905年の政教分離法によって国家の所有と位置づけられ、永続使用権を認められているカトリック教会が維持費や保全費を負担し、利用者の自由なアクセスを確保”
  • ドイツのDIY企業のCMはなぜ炎上したのか:朝日新聞GLOBE+

    でCMや広告が差別的だと話題になり炎上することがしばしばあります。そのたびに、「日では、企業側のジェンダーの平等に関する意識がまだまだ低い」などの批判の声が挙がります。でも企業がときに差別問題に疎いのは何も日に限った話ではなく、海外の企業でもそういった問題は見られます。今回は、ドイツDIY企業「HORNBACH AG」がアジア女性を差別的に描く動画を流し問題になっています。「白人」それも「一部の白人男性」の視点しか取り入れず、東洋人女性を明らかに見下した内容の動画を流したことで、ドイツでも当の意味での多様性への道のりはまだまだ遠いことがわかります。 問題となったのは、以下のオリジナル動画です。 登場するのは庭仕事で汗をかいている5人の白人男性です。庭仕事の後、彼らの汚れた下着は真空パックされます。日人とも思われる女性(動画ではわずかですが、「春の匂い」と「日語」が映りこんで

    ドイツのDIY企業のCMはなぜ炎上したのか:朝日新聞GLOBE+
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    ykkykym 2019/04/01
  • 1930s Café do Brasil in Ginza: Propagation of Coffee in Japan:朝日新聞GLOBE+

    General view of the interior of Café do Brasil showroom, Tokyo.(cropped) Reproduction of the booklet “Story of the Brazil Coffee”, 1935 (Courtesy of the Embassy of Brazil) "Café do Brasil"ショールーム内部の全景(部分)。藤田嗣治作の壁画「大地」が壁面を彩る=宣伝冊子「ブラジル珈琲の話」(1935)から(ブラジル大使館提供) When I think of my own Cool Japan, I picture a refreshing tall glass of Aisukōhī (“iced coffee”). As much as I like iced Matcha tea, you cannot

    1930s Café do Brasil in Ginza: Propagation of Coffee in Japan:朝日新聞GLOBE+
    ykkykym
    ykkykym 2018/10/23
    “1934年、ブラジル政府が銀座4丁目にブラジルコーヒーのショールームを開いた。壁面は藤田嗣治の作品で覆われた。広報外交が専門の京都外国語大客員教授、ナンシー・スノー”
  • 「ただのドレスなのに」高校生のパーティー衣装が思わぬ論議呼ぶ:朝日新聞GLOBE+

    " ‘It’s just a dress’: Teen’s Chinese prom attire stirs cultural appropriation debate" 2018年5月1日付 ワシントン・ポスト紙 アメリカの高校で春の大きな行事と言えば、prom(プロム。卒業生を中心に学年末に正装で行うダンスパーティー)だ。今やSNS時代なので、多くのティーンエージャーはプロムの日に撮った写真を、インターネット上にアップする。ユタ州の高校に通うケジア・ダウムはそうした意味で、ごく普通のことをした。しかし、彼女の写真は炎上、釈明に追い込まれる事態に発展したのだった。 彼女がその日に着ていたワンピースが一般的なプロムのドレスではなく、cheongsam(チョンサン、チャイナドレス)だったからだ。個性的で何らかの意味を持つような衣装を探していた彼女は、それを見つけ、美しいと思った。が、ネット

    「ただのドレスなのに」高校生のパーティー衣装が思わぬ論議呼ぶ:朝日新聞GLOBE+
    ykkykym
    ykkykym 2018/06/06
    “cultural appropriation。2016年にボストンの美術館が「着物を試着してみよう」というイベントを企画したものの、批判が殺到して中止。しかしそのニュースを知った多くの日本人は、全く問題とは思わなかった”
  • 世界報道写真展から――その瞬間、私は/ドレスを風になびかせて -- 朝日新聞GLOBE

    [第1回]ジョナサン・バックマン ジョナサン・バックマン Jonathan Bachman 米国/ロイター そこをどかないと逮捕されるぞ——。誰かの声がしてジョナサン・バックマンが振り返ると、そこに彼女がいた。黒人男性が警察官に射殺される事件が起きたバトンルージュで、警察に抗議するデモと機動隊のにらみ合いを取材し始めて、2日目のことだった。 彼女は、デモの参加者が歩道に立ち退かされて誰もいなくなった大通りに、ひとり立っていた。静かに、ドレスの裾を風になびかせながら。対する警察官2人は全身を重装備で固めている。そして、彼女は静かに連行されていった。シャッターを押し続けて、31コマ。数秒間のできごとだった。 「すっかり有名人だな!」。翌朝、父親からの電話で、この1枚が世界を駆け巡っているのを知った。メディアは「忘れられない1枚」と絶賛した。 自身もこの写真に満足しているが、それは、この1枚が事

    世界報道写真展から――その瞬間、私は/ドレスを風になびかせて -- 朝日新聞GLOBE
    ykkykym
    ykkykym 2017/07/02
    この写真とても好き。
  • [第67回]シコふんじゃった -- 朝日新聞GLOBE

    米国でSUMO 力自慢の力士が、一瞬で勝負を決める相撲。日で大相撲に魅せられた1人の男性が、「US SUMO OPEN」を始めた。米国では最大規模の大会で、8月8日に15回目を迎える。(スポーツ部・竹田竜世) photo: Takeda Ryusei 大会を創設したアンドリュー・フロインド(44)が米ロサンゼルス近郊のジムで行った稽古の場を、4月下旬の週末、訪ねた。 参加者はフロインドを含めて男性4人、女性1人の計5人。みな、ショートパンツの上にまわしを締めている。約50畳の床の上にマット状の簡易土俵を広げ、俵となる筒を面ファスナーで固定している。 「イチ、ニイ、サン」。四股を踏み、稽古が始まった。股割、すり足、ぶつかり稽古と進み、体を激しくぶつけ合うバチンという音と荒い息づかいが響く。 約2時間半の稽古が終わるとみな、汗だくだ。マック・ライメン(33)は「力士の体の力にひかれる。稽古は

    [第67回]シコふんじゃった -- 朝日新聞GLOBE
    ykkykym
    ykkykym 2015/08/03
  • 学芸員とキュレーター -- あたらしい美術館 -- 朝日新聞GLOBE

  • [第120回]世界の絵本から -- 朝日新聞GLOBE

    ykkykym
    ykkykym 2013/12/15
    「今号の「世界の書店から」は年末特別版。ふだんベストセラーにはあまり登場しない絵本を取り上げました。今年話題になった絵本を、世界7都市から集めました。」ラ・フォンテーヌの寓話ほか。
  • [No.115]岩井希久子/Iwai Kikuko -- 朝日新聞GLOBE

    ykkykym
    ykkykym 2013/11/03
    別刷りのGlobeには修復家の岩井希久子さんが登場。文化の日。
  • 世界は今日も踊っている! -- 朝日新聞GLOBE

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    世界は今日も踊っている! -- 朝日新聞GLOBE
    ykkykym
    ykkykym 2013/07/01
    2013年6月2日(日)のダンス特集。日本語版。
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