ICTの最新トレンドにフォーカスする総合展「ITpro EXPO 2016 in 札幌」(主催:日経BP社)が2016年6月30日から7月1日にかけて、札幌コンベンションセンター(札幌市白石区)で開かれた。2日目の7月1日午後4時からのキーノートスピーチには、東京大学 大学院情報学環教授で札幌オープンデータ協議会会長も務める越塚登氏が登壇。国内外のオープンデータの動向と札幌オープンデータ協議会の取り組みについて講演した。 オープンデータとは、政府や自治体が持つ膨大な情報を、利用者が活用しやすい形で公開する取り組みのこと。越塚教授はオープンデータを、「自由に使える、再利用できる、誰でも使える、再配布できるという特徴を持ち、プログラムから利用しやすい形で公開されているデータ」と説明した。官報(印刷物)やPDFで公開されたデータは、プログラムから利用しやすい形ではないので「オープンデータには該当
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