IDC Japanは9月12日、2017年7月時点の国内パブリッククラウドサービス市場予測を発表した。 これによると、2017年の国内パブリッククラウドサービス市場規模は、前年比27.3%増の4885億円となる見込み。2021年の市場規模は1兆986億円になると予測している。 市場動向としては、IT導入時にクラウドと従来型ITを同等に評価し、検討する「クラウドオルソー」(Cloud Also)戦略をとる企業が多い中、最近ではクラウドを優先的に検討する「クラウドファースト」へのシフトが見られるようになってきたという。また、パブリッククラウドサービスのセキュリティについて懸念を抱く企業は依然として多いものの、その一方でセキュリティの強化を期待してパブリッククラウドサービスを利用する企業も増加している。 こうした動向から、国内パブリッククラウドサービス市場は、今後も高い成長を継続すると予測してい