大阪市の民間公募で採用された外資系証券会社出身の38歳の校長が3カ月で辞めました。記者会見では、「自分が力を発揮できる場所とは違う」と説明し「不祥事を起こしたわけではないので謝罪はしない」「採用過程で市教育委員会と意見交換する機会が少なく、給与も経歴に関係なく最低級だ」などと不満を述べ、「これを問題提起としたい」と言って去っていきました。 これに対して、無責任だとする批判が広がり、橋下大阪市長は、「もっと覚悟をもって公の世界へ」と述べる一方で、任命責任は教育委員会にあり、民間人を採用する際の課題が浮き彫りになったこと、公募自体を止める気はないことなどを話しました。 記者会見での口ぶりや報道を通して見られる材料だけでは、正直なところ、この元校長をフォローする側面は、見当たりません。そして、改めて責めなくてもよいくらいの非難は既に集まっていることと思います。 一方で、期待に添わなかった条件で配
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