82言語をリアルタイム翻訳 CESでこの数年注目トピックの1つとなっている「人工知能(AI)」。2023年のCESでもAIの進化を垣間見ることができる。 今年のCESでは、AI活用により、コンシューマプロダクトがより直感的に利用できるようになっている様子が観察される。 注目株としてまず挙げられるのは、米ユタを拠点とするAI企業OneMetaが開発したリアルタイム多言語翻訳アプリ「Verbum」だ。 Verbumは、ウェブベースのAI翻訳アプリで、現行のVerbum1.0では82言語・40方言に対応、同時に50人の会話をリアルタイムに翻訳することができる。翻訳した情報は、キャプション(字幕)とAI生成の音声として出力することが可能だ。ビデオコール/オンライン会議に対応するほか、通信環境がない場所でもスマホで利用できるという。 複数のメディアがCES2023の現地でVerbumのデモを体験し、