大竹伸朗が大阪の建築集団・グラフと組んで、直島に作っていた銭湯「アイ・ラブ・湯」が先週、ついにオープンしました。 公式ウェブサイト:http://www.naoshimasento.jp/#/ja フェリー・ターミナルそばの住宅地に忽然と出現した「アイ・ラブ・湯」は、巨大なアートワークであると同時に、長らく銭湯のなかった地域住民にベネッセからプレゼントされた、実用的な公共浴場でもあります。 「アイ・ラブ・湯」については、これからたくさんの報道が出てくると思うので、ここで詳しく紹介はしませんが、とにかく大竹くんの最大の作品であるとともに、最高傑作でもあります。2006年10月に東京都現代美術館で、『全景』と題された回顧展が開催され、それは生まれて以来50年以上にわたる「絵とともに生きた人生」の集大成でしたが、今回の「アイ・ラブ・湯」は、いままで大竹伸朗がたどってきたアーティストとしての道程を
所用で高知県に出向いた折、ちょうど長年の懸案事項であった絵金祭りが開催されていたので是非もなく参加しました。高知市から20キロ、空港近くのひなびた田舎町赤岡にてその祭りは小ぢんまりと始まります。歴史は古く幕末から行われているそうです。 「絵金」てのはどちらかというと知る人ぞ知る、という類のある異端日本画家の通称。私もギャラリーフェイク*1で読んで知ったクチですし、フツーに生活していては触れる機会は少ないでしょう。 こちらの説明によると、 絵金こと金蔵は、1812年、高知城下の髪結いの息子として生まれた。幼少の頃より画才に秀でていた彼は、土佐藩の特別の取りはからいによって江戸にのぼった。そして狩野派を学び藩のお抱え絵師の座にまで上り詰め、林洞意と名乗った。しかし、贋作事件の汚名を被り一介の町絵師へと転落を辿る。だが、野に下った絵金は、謎の十年間を経て再び、狩野派仕込みの確かな筆致と豊かな才能
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