『自分探しが止まらない』が話題の速水健朗氏ことid:gotanda6さんに、この本を「書評していただきたい」とIDコールされたのですが、今いち食指が動かなくて困ってます。 『客はアートでやって来る』というタイトルでもわかるように、アートを使った経営ビジネス成功例のリポートらしい。この大黒屋という旅館、以前テレビで取り上げられているのを見た。現代作家のリトグラフや絵画を客室やロビーに飾っているホテルは結構ありそうだが、日本旅館で庭園も含めた空間のあちこちにアート作品を配しているというのは初耳だったので、「ああこりゃ目新しいし、結構人気になるかも」と思ったことを覚えている。 たぶん本を読んでもそれ以上の感想が出てこない気がするので、買うのは躊躇しているというわけです。 amazonでの内容紹介は、こんな感じ。 「アート」と「経営」を融合させた「奇跡の宿」大黒屋?? その魅力は、「来る人の73%