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ブックマーク / ohnosakiko.hatenablog.com (14)

  • 「不道徳」な星の下に生まれついた私たちへ - ohnosakiko’s blog

    ※タイトルはこっちのコメントのやりとりからヒントを得ました(レタ田さん、ども!) はじめに、前回のエントリで「悪」という言葉を使ったら「何故ポルノが悪なんだ」「善悪で考えること自体がおかしい」といった意見がブコメなどで結構見られたので、再度(再々度)説明する。 引用元記事コメ欄で、ブログ主は「良心」という言葉を使っている。これは彼女の一連の主張の中核にある重要な言葉だ。「良心」を問うからには「善」と「悪」が想定されているはずなので、記事を書くにあたってその論法に乗った。フム、こう考えれば「悪」になるな、あえて「悪」としておくことが次で効いてくるんだな‥‥と読んで下さった人、ありがとう。エントリでなんとか回収を試みます。 この話の行き着く先は、性欲とは何か? 理性ある社会的人間と性欲や性愛との関係はどうなっているのか?という一点に集約されると私は考えている。 ここでは表現規制に賛成か反対か

    「不道徳」な星の下に生まれついた私たちへ - ohnosakiko’s blog
    yuco
    yuco 2010/04/26
  • ビフォー・アフター・アフター - ohnosakiko’s blog

    斜陽の街のリフォーム 私の住んでいるのは、名古屋から北西部に快速電車で10分ほどの近郊の田舎街だが、更に快速で北に10分足らずのところに、岐阜市がある。 岐阜は繊維織物の地場産業で栄えた街で、昔はファッション関係や飲関係も個性的な店が多く、かなり盛り上がっていたという。最盛期はよく知らないが、その後足を運んだことは何度かある。 ということで、今回は超ローカルな街の話。 こないだの土曜日、友人を訪ねて久しぶりに岐阜を訪れた。JR駅前は再開発の真っ最中で、見覚えのある建物が様変わりしていた。どこにでもある何の特徴も魅力もない地方都市の表玄関といった風情。 土曜の午後だというのにあまり活気がない。新しく出来た駅前ビルは、テナントが入らなくて閑散としているらしいし、メインストリートもシャッターを下ろしている店が目につく。ゆるやかに斜陽の街となりつつある印象を受ける。 金華山のふもと近くまで行くと

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    yuco 2010/03/16
  • これが男の生きる道 ? - 上野千鶴子vs澁谷知美、‥‥‥そして橋本治 - ohnosakiko’s blog

    新春爆笑トーク 上野千鶴子vs澁谷知美「男(の子)に生きる道はあるか?」(対談のウェブ中継) このイベントの告知、内容紹介はこちら 中継を見て、ブックマークコメントに、 「爆笑」できない/澁谷は男子のための癒し(ガス抜き)?という印象。上野先生、恋愛強者ぶりの強調(「切れたことがないです」)、「経験則」を連発。世代の違いは感じたがどちらにもモヤモヤ。 この対談を批判している笑おう、憤りと皮肉と拒絶とをこめて - FemTumYumのブコメには、 >「オトコは自分のペニス一しかしらないけれどもオンナは何も知っている」←上野発言。うへぇ。/両人の「男の子もラクになればいいのよ」的余裕のうちに見られる変な母親臭さは気になる。売文のためと言えども と書いた。 正直なところ、「東大の先生と生徒」の馴れ合いみたいな雰囲気にちょっと引き、上野千鶴子の(たぶんいつもの)マッチョな発言にドン引きし、

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  • 人生のピークって何だろう - ohnosakiko’s blog

    「大野さんのピークはいつだった?」 少し前のことだが、中年(40代後半)の人達と雑談の最中、いきなり聞かれて言葉に詰まった。私のピーク? いつだったんだろう。そんなものあったんかいな。考えたことがなかったです。 あなたのピークはいつでしたか? 過去のことについて訊ねているのだから、これはとうにピークを過ぎた人への質問である。10代や20代の人には聞けない。30代の人にもちょっと聞けない。 これまで生きてきた年数と、平均寿命に照らし合わせてこれからたぶん生きるであろう年数を天秤にかけて、「これから」が長い場合は、「人生のピークはこれからだろう」というふうに考えるのが普通だからである。 もっとも、社会においても人生においても「右肩上がり神話」というものが崩壊した今、「25だけど、もう人生終わったと思ってる」「30だけど、これから上り調子になるとは思えない」という人はそれなりにいそうだ。 ただそ

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  • フェミニズムと「女女格差」 - ohnosakiko’s blog

    pollyannaさんの記事に突っ込みを入れたAntiSepticさんの記事(これを含めて3つほど)に結構疑問ブクマが付き(記事への私のコメントはこれとこれ)、異論記事も出た中でつらつらと。 私も含めて大方の人は主旨を素直に読もうとし、AntiSepticさんはおそらく主旨とは別に抉り取ろうとしているものがあるので、その読みのスタンスによって受け取り方が違ったのでしょうか。いずれにせよ、元記事を御人が削除されたので読み返すことができなくなり、残念です。 元エントリの主旨は無自覚だった自分の発見と懺悔にある、と読めました。(懺悔、という表現は誤解を招くかも知れませんが比喩として) 消毒先生へのリプライ。 - 犬とコロリが愉快な仲間たち 私も概ねそのように捉えた。pollyannaさんのようなエリートではなく、子どももおらず世代も旧い私だが、自身のこれまでの経緯と少し重ね合わせて読んだせいか

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    yuco 2009/07/20
  • 美しい人 - ohnosakiko’s blog

    こないだの土曜日、Aさんと久しぶりに会った。Aさんは昔私の作品をお買い上げ下さっていて、そのポリウレタンの部分が劣化してしまったので、修復するために長い間預かっていた。やっとそれが終わり渡すついでに、お昼でもべましょうかということで。 Aさんと道を歩いていると、向こうから歩いて来る人の視線がAさんに集中する。Aさんは身長180センチで細身でエキゾチックな顔をしているのでどこにいても人目を引くが、人の視線が「あらカッコいいイケメンの‥‥あれ?‥‥あれ?!」となる。Aさんは豊満なバストの持ち主でもある。 バストを手に入れるずっと前から、Aさんはわりとフェミニンな男性だった。そして、ものすごくオシャレさんだった。 何度か夜遊びにおつきあい頂いたことがあるが、その度、「今回はどんなファッションで登場するか」という期待をさせてくれ、いつも期待以上の装いで現れた。ある時はシルバーのジャンプスーツ、あ

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    yuco 2009/07/06
  • 「女が仕事を頑張っても意味がないのか」を読んで - ohnosakiko’s blog

    ■女が仕事を頑張っても意味がないのか 日で一番か二番ぐらいに偏差値の高い大学を卒業して、 2chの就職偏差値でも上位に位置する企業に総合職として勤めています。 周りの女の子見ていると一般職でそこそこ勤めて愛する彼氏と結婚→同居している子がちらほら現れている。 当方彼氏なし。 仕事には自信を持っているし誇りもある。 けど、結局女の役割は結婚して子供を産むことで、仕事上の能力なんて求められていないのかなあ。 結局女は性欲処理機+産む機械以外の機能は求められていなくて、 その機能を着実に果たせる女性が得をするのかなあ。 どんなに仕事で成功しても、愛する人と結婚できることの方がよっぽど幸福で、価値の高いことなのかなあ。 結局男の機嫌をとれる美人だけが得をするように世の中できているのかなあ。 私なんでこんなに頑張っているんだろう? 誰のために、何のために頑張って仕事しているんだろう? 男の人の倍以

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  • 「"村上春樹"的なるもの」について - ohnosakiko’s blog

    村上春樹氏 エルサレム賞受賞-村上春樹という問題 - 無造作な雲 村上春樹エルサレム賞受賞に関する一連の議論の中では、この記事がもっとも深く問題の在処を捉えたものだと私は感じたが、コメント欄ではさらに掘り下げられていた。重要なことが書かれていると思うので、書き込み者の発言の一部をコピペさせて頂きます(各コメントにつき全文は引用していないこと、読み易さのために一部の行間を詰めたことをお断りします)。 id:quagmaさんのコメント ところで、ここでコメントいたしますのは、エントリの趣旨には同意しながらも、書かれているところの一部にやや違和感を感じたからです。 >「“村上春樹”的なるもの」の根強さの根底には、宮顕治・徳田球一らの「獄中18年」に始まる“輝かしき”戦後日の左翼運動が、2・1ゼネスト、六全協、全学連、全共闘と、曲折と挫折と変節を繰り返しつつ、自陣営の拡大のみを至上とする政治

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    yuco 2009/01/31
  • 久米宏は幾つになっても久米宏だ - ohnosakiko’s blog

    28日にテレビ東京で放映された『久米宏 経済SP新ニッポン人現る2 - 1秒でも早く結婚したい女たち』という番組について。 以下はテレビ東京の番組紹介サイトから引用。 自由恋愛、核家族化、男女雇用機会均等法・・・ ライフスタイルの選択肢が広がった女性たちは、 "結婚"から解放された。その結果、晩婚化は進んだ。 そんな先輩女性が反面教師に見えたのか・・・あるいは、 先のない将来に不安を募らせたのか・・・。 今、2008年、日結婚に走る20代女性が増えている!? なぜ時代は彼女たちに結婚に走らせるのか?そして彼女たち が描く"理想の結婚の形”とは!久米宏が経済の視点で、 2008年版結婚の価値観を切り取ります! ゲストは小池百合子衆議院議員、山極寿一(京都大学大学院理学研究科教授)、小倉優子。 結婚を渇望している女性たちがVTRでいろいろ紹介される。 最初は、縁結びに御利益があると言われる

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  • メモ - ohnosakiko’s blog

    「彼女が過去にヤリマンだったと知ったらどうするか」問題と、「二次元の彼女が非処女だった、ショック!」問題とは、それを男性が"問題"として取り上げることにおいて、質が共通している。 「気にならない」「知ったとしても知らんふりする」「悩む」「ショックを受ける」「怒る」「泣く」という自分のスタンスや感情は語っても、「女の過去の性行動が男にとってなぜ語るべき"問題"になるのか」についての考察はあまり見られないことも、共通している。 ●ブコメにレス(随時追加) http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/ohnosakiko/20081115/1226763244 http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/ohnosakiko/20081115 (↓レス後に追加された分のコメントには対

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    yuco 2008/11/16
  • 「結婚+子ども」という「幸福」のセット通念 - ohnosakiko’s blog

    中出しハッピー! - ナイトシフト 妊娠しにくい体質の彼女に5年間「中出し」し続けて、やっと妊娠したので、相手の親も泣いて喜び、晴れて結婚したというオメデタ記事。このブックマークに多くの「いい話」タグがついたことから、いろいろ議論になっている。 「中出しハッピー!」は当に「いい話」か? - blog.yuco.net 「いい話」の陥穽 - raurublock on Hatena 中出しハッピー婚に嫉妬する「産めない不良機械」- なぷさく 規範化された「幸福」への反発は嫉妬ではない - planetカラダン あらゆる価値付けを悪だと叫ぶ二元論者のあなたへ| Weep for me - ボクノタメニ泣イテクレ 他多数。 このカップルが結婚に際してどうしても二人の子どもが欲しいと思っていただけなのか、女性が男性に「妊娠が確認できるまで結婚できない」と言われていたのか、あるいはその逆なのか、不

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    yuco
    yuco 2008/10/21
    あ、こういう風に書けば叩かれないで済むのか…と思いました。悪い意味ではないです。すみません。
  • 「ミソジニー」といかに付き合うか - ohnosakiko’s blog

    非モテ」と言うより「ミソジニー」の問題のような - NC-15 お前ら今日からミソジニーって言葉使うの禁止な - AnonymousDiaryミソジニー」は女性嫌悪、女性蔑視の意。男性→女性だけでなく、女性→女性もある。男性嫌悪は「ミサンドリー」(Wikipediaの解説)。 検索していたら、約一年前のこんな記事を見つけた。 マスメディアでの男性批判が、男性を女性嫌悪に走らせる - ARTIFACT@ハテナ系 ミソジニーで思い出したのが、内田樹の『エイリアン3』の分析だ。 エイリアン3 [DVD] シガニー・ウィーバーAmazonエイリアンシリーズの中で興行的に失敗だったとされる3は、ヒロインのリプリーが「常習的・遺伝的な性犯罪者」のみが収監されている囚人星に漂着し(2で助けた子供と仲間は死亡)、そこで囚人達の強烈な反発、憎悪、セクハラに晒され、最終的には彼らと共にエイリアンと闘うと

    「ミソジニー」といかに付き合うか - ohnosakiko’s blog
  • ギャップリアリズム - ohnosakiko’s blog

    先日の記事についてのいくつかの言及の中で個人的に一番ウケたのは、こちらに書き込んでくれた人のコメントの一節だった。 そういえば忘れてたけど、ある年の母の日の翌日に花農家さんのところにいって、ビニールハウスいっぱいのカーネションをばっしばっしと積んで捨てたのでした。 母の日が終わったら、次の季節モノを育てないといけないですからね。 そういう処分シーンとか、トラクターで踏みつぶすキャベツとか、一生土も太陽も知らないままのカイワレとかモヤシとかの栽培施設の映像とかを延々繋げながらあの曲が流れてるとちょっと好きになれるなと思いました。 もちろん、感染症防止のために窓のない真っ暗な部屋にいる卵産み用鶏の映像も入れて欲しいです。 そんな感じで。 『世界にひとつだけの花』考・コメント欄 シュール !! いやシュールレアリズムとはちょっと違いますね。リアリズムです。映像と音楽の乖離から醸し出される不条理感

    yuco
    yuco 2008/06/12
    上野千鶴子と松井冬子について。紹介されたURLも興味深い。
  • アートと「保養」とビジネス - ohnosakiko’s blog

    『自分探しが止まらない』が話題の速水健朗氏ことid:gotanda6さんに、このを「書評していただきたい」とIDコールされたのですが、今いち指が動かなくて困ってます。 『客はアートでやって来る』というタイトルでもわかるように、アートを使った経営ビジネス成功例のリポートらしい。この大黒屋という旅館、以前テレビで取り上げられているのを見た。現代作家のリトグラフや絵画を客室やロビーに飾っているホテルは結構ありそうだが、日旅館で庭園も含めた空間のあちこちにアート作品を配しているというのは初耳だったので、「ああこりゃ目新しいし、結構人気になるかも」と思ったことを覚えている。 たぶんを読んでもそれ以上の感想が出てこない気がするので、買うのは躊躇しているというわけです。 amazonでの内容紹介は、こんな感じ。 「アート」と「経営」を融合させた「奇跡の宿」大黒屋?? その魅力は、「来る人の73%

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    yuco
    yuco 2008/03/02
    保養の足しになるようなアートはつまらない、かぁ。
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