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文学と人物に関するyucoのブックマーク (6)

  • asahi.com(朝日新聞社):「生きる違和感」に普遍性 サリンジャー氏を悼む 柴田元幸 翻訳家・東大教授 - 文化トピックス - 文化

    「生きる違和感」に普遍性 サリンジャー氏を悼む 柴田元幸 翻訳家・東大教授(1/2ページ)2010年2月2日10時33分 1982年5月11日、米フロリダの劇場で女優と話をするJ・D・サリンジャーさん=AP 書店に設けられたサリンジャーさんの追悼コーナー=29日、東京・八重洲、高橋雄大撮影 若者といえば反抗するもの、と相場が決まっていた時代、27日に亡くなったJ・D・サリンジャーの『キャッチャー・イン・ザ・ライ』(1951)は、そうした若者たちの必読書という観があった。たとえば1960年代のアメリカでは、管理社会の息苦しさを精神病院に託して描いたケン・キージーの『カッコーの巣の上で』(1962)と、軍隊を舞台にやはり現代社会のいわば論理的な悪夢性を描いたジョゼフ・ヘラーの『キャッチ=22』(1961)とともに、『キャッチャー』は多感な少年の饒舌(じょうぜつ)な語り口を通し、大人の社会の画一

  • 『夏みかん酔つぱしいまさら純潔など 句集「春雷」「指輪』鈴木しづ子(河出書房新社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 ある女性俳人の遺したふたつの句集が一冊となった。 「春雷」より 畦(くろ)ゆくやマスクのほほに夜のあめ 霜の葉やふところに秘む熱の指 うすら日の字がほつてある冬の幹 冬雨やうらなふことを好むさが 昃(かげ)る梅まろき手鏡ふところに 春雷はあめにかはれり冬の対坐 あめ去れば月の端居となりにけり かたかげや警報とかるる坂の下 防諜と貼られ氷室へつづく廊 銹あらき鋳物の肌と夏草と いちじくに指の繃帯まいにち替ふ あきのあめ衿の黒子をいはれけり 湯の中に乳房いとしく秋の夜 菊活けし指もて消しぬ閨の燈を さかりゆくひとは追はずよ烏瓜 窓をうつしぐれとほのきくづす膝 冬の月樹肌はをしみなく光らふ 「指輪」より にひとしのつよ風も好し希ふこと 秋燈火こまかくつづるわが履歴 寒の夜を壺砕け散る散らしけり(きづつく玻璃) ひらく寒木瓜浮気な自分におどろく 春雪の不貞の面て擲ち給へ 肉感

    『夏みかん酔つぱしいまさら純潔など 句集「春雷」「指輪』鈴木しづ子(河出書房新社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • 謎に包まれた伝説の作家J・D・サリンジャー、90歳に 国際ニュース : AFPBB News

    米ニューヨーク(New York)で開催された競売大手サザビーズ(Sotheby's)のオークションに出品された、米作家J・D・サリンジャー(J.D Salinger)氏が18歳のジョイス・メイナード(Joyce Maynard)さんに送った直筆の手紙14通。子どもの学費をつくるためメイナードさんが競売にかけたもの。(1999年6月22日撮影)。(c)AFP/SOTHEBY'S 【1月2日 AFP】代表作『ライ麦畑でつかまえて(The Catcher in the Rye)』で知られる、謎に包まれた伝説的作家J・D・サリンジャー(J.D. Salinger)氏が1日、90歳の誕生日を迎えた。 1965年に米誌ニューヨーカー(New Yorker)誌に掲載された『ハプワース16、1924年(Hapworth 16: 1924)』を最後に同氏は新作を出していない。インタビューも1980年にボス

    謎に包まれた伝説の作家J・D・サリンジャー、90歳に 国際ニュース : AFPBB News
    yuco
    yuco 2009/01/04
    まだ生きていたのね。51歳で18歳と交際とは。
  • 『〈盗作〉の文学史』 著者、栗原裕一郎に聞く 糾弾でも擁護でもなく (1/2ページ) - MSN産経ニュース

    『〈盗作〉の文学史』 著者、栗原裕一郎に聞く 糾弾でも擁護でもなく (1/2ページ) 2008.12.18 08:06 これまでに新聞や雑誌で報道された文学作品の盗作騒ぎについてまとめた『〈盗作〉の文学史』(新曜社)がじわじわと売れ行きを伸ばしているという。数々の盗作について資料を収集し、検証を加えていった原稿用紙にして約900枚の労作。この1冊を読めば古今の盗作騒動のすべてが分かる、と言ってもいいだろう。「盗作大全」として読めると同時に、マスメディア論、文芸評論としても楽しめる読み物になっている。著者で、評論家の栗原裕一郎さん(43)に聞いた。 「(盗作は)『首尾の程度』に還元されうる、質的にしょぼい問題」。そんな序文で始まる書は、明治期から、今年のはじめまでの盗作騒動を取り上げている。調査は平成16年暮れから始めた。資料を渉猟し、調べられるものは徹底的に調べた、と振り返る。 「割

  • 【本】 徳田秋声と山田順子の恋 1 〜彼女がモテる理由 | 放蕩娘の縞々ストッキング!- BLOG

    先日、家族で石川県に行って来ました。私は生まれも育ちも関東ですが、両親がともに石川県出身なので、血縁的には「北陸の女」。って、演歌みたいで、自分としては結構お気に入りです。北陸の女。たとえ男に捨てられてもネチネチ恨んだりガシガシ追いすがったりせず寂しげに日海を見つめている……そんなケナゲでハカナゲなイメージ、ないですか(笑)? まぁ、そんなふうに見つめる日海には、断崖絶壁の上からよく人間が突き落とされちゃってたり(松清張の『ゼロの焦点』『鬼畜』)、海沿いの道を超ド級の不幸を背負った親子がさまよっちゃってたり(松清張の『砂の器』)、そんなセイチョーの唇並みにぶ厚めなイメージもガッシリあるんですけどねー。 毎年、祖父母の家に行ったあとは、必ず金沢にも寄ることにしています。金沢は明治期の文豪を多く排出していて、泉鏡花、徳田秋声、室生犀星などのメンツが、金沢出身だったりします。そんなわけで

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  • 金井美恵子先生に頑張ってほしい - jun-jun1965の日記

    金井美恵子先生が、このところ元気がない。『一冊の』の連載で、目の具合が悪くなった報告と休載に続いて、今月も、最後は「上野千鶴子の言うような夢と希望に溢れたのとはまるで違う老後が控えており、年はとっても長生きはしたくない」などと書いている。心配だ。お元気になってほしい。 私が金井先生のを読んだのは、確か1979年、新潮文庫に入っている『愛の生活』に目がとまって以来で、当時まだ30そこそこだった金井先生のを文庫でいくつか読み、『夜になっても遊びつづけろ』で、その小生意気ぶりに実に痛快な思いをさせられた。『岸辺のない海』という、ひどくイメージを喚起する題名の小説もその頃読んだ。 その後遠ざかり、蓮實先生と一緒に毒舌を吐く姿に一抹の違和感を覚え、松浦寿輝と同棲しているという噂に興じたりしつつ、留学中に文庫で『タマや』を読んで感嘆した。「デビューした時石川淳に褒めてもらったから生きている間は言

    金井美恵子先生に頑張ってほしい - jun-jun1965の日記
    yuco
    yuco 2008/02/28
    かないせんせいがんがれ
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