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2010年4月18日のブックマーク (4件)

  • 仕掛けられた罠:若桑みどり『お姫様とジェンダー』 - ミックのブログ

    ずっとたなざらしにしていた若桑みどり『お姫様とジェンダー』を読了。私は、美術史家としての若桑みどりは大好きでファンなのですが、フェミニストとしての発言があまり好きではなく、この人のフェミニズム関係の著作は(『戦争がつくる女性像』のような歴史的調査を除けば)ずっと敬遠してきました。でも、もう亡くなってしまったし、直接声を聞く機会も今後ないのだなと思って、連休を利用して著作を読み直してみました。結論から言うと、書も想像していたよりずっと冷静な啓蒙書で、優れたでした。もっと前に読んでおけばよかった(最近歳のせいかそう思うことが多い。時間を無駄にしたと思うよりはいいのだろうけど)。 書は、女子学生にジェンダー教育をするときの教師向けの指導書という体裁をとっていますが、素直に啓蒙書としても面白く読めます。『シンデレラ』、『白雪姫』などメジャーな女の子向けアニメを見たときの学生のレポートが抜粋さ

    yuco
    yuco 2010/04/18
  • 十五歳までにしておくべきこと - 傘をひらいて、空を

    私が中学生だったころ、誰かとつきあっている女の子は、ときどき自転車に乗らずに学校に来ていた。男の子の自転車の後ろに乗せてもらって帰るためだ。彼女たちは少しはずかしそうに、でもどこか誇らしげに、幼い「彼氏」の肩に手をかけて河川敷を走っていった。ときどきどちらかが何か言い、ふたりで笑っていた。何を話しているのかな、と私は思った。とってもうれしそうだ。私もいつかああいうことをするのかしら。 十九になったとき、仲の良かった男の子が川の近くに住んでいた。私は彼に訊いた。自転車もってる、あのね、自転車の後ろに乗せてほしいの、そういうのやってみたかったの。 彼は親切な男の子だったので、もちろんそうしてくれた。春の終わりの晴れた日の、風の弱いきれいな昼下がりに。でもそれはただの二人乗りだった。その日はただの春の日で、私たちがしたことはただのデートだった。 私はありがとうと言った。私はかなしかった。私はもう

    十五歳までにしておくべきこと - 傘をひらいて、空を
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    yuco 2010/04/18
  • [書評]「結婚の条件」小倉千加子: 極東ブログ

    酒井順子の「負け犬の遠吠え」を買うつもりで買いそびれた。どこにも在庫がない。すごい事態だと思う。「バカの壁」がいくら売れてもあんなのじゃないんでどうでもいいことだが、こっちの在庫切れには呆れる。余談だが、岸葉子のがんのも売れている。出版は不況だ、いいが売れないというのは当なのかと思う。いずれにせよ、代わりに小倉千加子の「結婚の条件」(朝日新聞社)を読んだ。AERA臭そうで期待していなかったのだが、面白かった。痛快でもある。 けして難しいではないのだが、このがつまるところ何を言いたいのかは、わかりづらい、と思った。表層的なメッセージは帯にもあるように「青年よ、大志を捨てて、結婚しよう」だが、ようは「30過ぎのお嬢さんたち、自分のカオを値踏みして、相応の稼ぎの男と結婚しなさい」ということだ。まぁ、そう帯には書けない。表紙もしょーもないデザインになっている。だが、書のメッセージは

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    yuco 2010/04/18
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    yuco 2010/04/18