「読者が選ぶ2007年インターネット10大ニュース」の1位は動画共有サービスだったが、2008年は何が盛り上がるのだろうか? 常に感度の高いアンテナを立てているアルファブロガーの皆さんに、今年注目しているインターネット関連のサービスや技術などを自由回答形式で挙げてもらった。調査協力はアルファブロガー運営委員会。 ● 2008年も動画共有サービスの年となるか!? 回答をいただいたアルファブロガーは、湯川鶴章氏、finalvent氏、山口浩氏、いちる氏、kengo氏、COODOO氏、otsune氏、essa氏、コグレマサト氏、大西宏氏、秋元裕樹氏、iori3氏、美爾依(みにー)氏の13人(順不同)。 全体的な印象としては、各氏の意見が分かれたほか、特定のサービスや技術よりも大きな枠組みで、分野的に注目する考えも多かった。そのため、回答が集中したサービス・技術はなかったが、少数ながらも票を集めた
クリエイティブ・コモンズ・ジャパン(CCJP)は27日、著作物の利用促進を目的とした非営利団体「クリエイティブ・コモンズ」の発起人であるスタンフォード大学ロースクールのLawrence Lessig教授を招き、著作権表示に関するシンポジウムを開催した。シンポジウムでは、現在の著作権制度とクリエイティブ・コモンズの関係の解説や、クリエイティブ・コモンズを利用した創作活動の実例などについての発表などが行なわれた。 ● 著作権の独占によるデメリットの解消を CCJPの代表を務める東京大学大学院法政治学研究科の中山信弘教授は、「著作権制度は情報化時代の基本的なインフラだが、あらゆる制度はプラス面とマイナス面の両方を持っている」として、現在の著作権制度の問題点を解説した。 中山教授は、「著作権制度は、独占というメリットを著作権者に与えることによって創作活動へのインセンティブを与えるものだが、独占であ
ホリエモンはなぜ逮捕されたのか――。ブロガーらによって運営されている「RTCカンファレンス」で1日、ブログ「ガ島通信」の藤代裕之氏やブログ「ニュース・ワーカー」の美浦克教氏らを交えて、「ライブドア事件とこれから」をテーマにトークセッションが行なわれた。 ● 東京地検特捜部は「体制の守護神」として逮捕に踏み切る 東京地検特捜部と証券取引等監視委員会によって行なわれたライブドアへの家宅捜索だが、共同通信社で司法記者を務めた経歴を持つ美浦氏は「2005年2月に、ライブドアが時間外の市場内取引によってニッポン放送株を取得したことがきっかけ。家宅捜索までに特捜部は内偵を進めていたはずだ」と指摘する。 背景には、東京地検特捜部が「体制の守護神」であるという見方がある。資本主義経済において株式市場は重要な構成要因。ライブドアの行為は違法ではないものの、「(時間外の市場内取引について)違法ではないことをや
21日に開催された「JASRACシンポジウム2005」のパネルディスカッションでは、インターネットによる動画配信などの新たなコンテンツビジネスと権利情報のあり方についての議論が交わされた。 ● PodcastingやFlashムービーでの音楽使用に柔軟な対応を~津田大介氏 シンポジウムでは冒頭、参加したパネリストが現在感じている問題意識について、個人的な立場からの提言を行なった。 IT・音楽ジャーナリストの津田大介氏は、「権利関係の取り決めの遅さが、技術の進歩に追いついていないのではないか」と疑問を投げ掛けた。津田氏は例としてPodcastingの問題を挙げ、「現状のJASRACの規定では、Podcastingはストリーミングではなくダウンロードという扱いになり、課金が青天井になってしまう。iTunes Music Storeのような楽曲のダウンロード販売では1曲いくらという課金も理解でき
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)は20日と21日の2日間、「情報社会の合意形成」をテーマにしたフォーラム「GLOCOM forum 2005」を横浜プリンスホテルで開催した。その中で、GLOCOMの情報社会学若手研究会が主催したセッション「ネットコミュニティと合意形成」が行なわれた。 セッションの出席者は、2ちゃんねる管理人の西村博之氏、イレギュラーズアンドパートナーズの代表取締役を務める山本一郎氏、ブログ「ガ島通信」を運営する藤代裕之氏ら。ブログ「R30::マーケティング社会時評」を運営するR30氏もスカイプやメッセンジャーなどを利用し、オンラインで参加した。GLOCOMからは、同センターのリサーチアソシエイトを務める澁川修一氏やGLOCOM研究員の鈴木謙介氏、同じく庄司昌彦氏らが参加した。 ● 肩書きを背負って書いている記事は信頼できる まず、GLOCO
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