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ブックマーク / watanabeyukari.weblogs.jp (10)

  • 洋書を楽しむために心していただきたいこと

    人はとても真面目です。 ですから、楽しみのための読書も「勉強」になりがちです。 特に自国語ではない英語を読むときには、分からないと自分の英語力のなさを悲観して読む気をなくしますし、他人と比べたり、”向上”しようとして努力を始めます。 でも、それをしている限りは、「読書が好きで好きでたまらない。毎日読みたい」というレベルには達することができません。 私はもう15年以上ジョギングをしているのですが、レースはしません。どんなに調子が良くても距離は1日に12kmまで(わが家から町の中心街までの往復の距離)と決めていますし、調子が悪いときには、途中でUターンします。 鉄人レースにまで出てしまう同年代の知人がいますが、彼女たちと比べて悲観することもありませんし、私より遅い人と比べて得意になったりすることもありません。 ジョギングを始めてすぐに「マラソン大会が目標」とおっしゃる方がいます。それを

  • ごみ屋敷を作る人々の謎ーStuff

    GIDさん、 とっても苦しんでいらっしゃる様子が伝わってきます。 hoadingと心理的な問題とは深く関係しているんですよね。 私も、リビングルームとかは整理整頓できているのに、仕事場がすごいです。 とても集中できないので掃除をしたいのですが、すぐに萎えてしまいます。 それで今年の夏は台所に逃げて仕事しています。 つらいときには、専門家の人に話を聴いてもらうのが一番だと思います。 1回めの人がダメでも諦めないでください。 専門家といってもただの人間ですから、相性があります。 アメリカ人の知人は、自分に会ったカウンセラーをみつけるまで、探し続けました。 日では見つかりにくいかもしれませんが、ボランティアで相談を受け付けているところも探せばきっとある筈です。理由はことなれ、苦しんでいる人は、意外に多いようです。周りからいっぱい悲鳴が聞こえてきます。ですから、どうぞあきらめないで、助けてくれる

    ごみ屋敷を作る人々の謎ーStuff
  • 2008年大統領選挙舞台裏ドラマのダイジェスト版 Game Change

    洋書ファンクラブ は、4月に youshofanclub.com に移動しました。 トップページのお知らせリンクから訪問してください。 副題:Obama and the Clintons, McCain and Palin, and the Race of a Lifetime John Heilemann、 Mark Halperin 464ページ(ハードカバー) Harper 2010/1/11 政治/時事/ノンフィクション 発売日にアマゾンで在庫切れになるほど話題になったGame Changeは、ベテラン政治ジャーナリストのJohn Heilemann(New York Magazineの政治コラムニスト。これまでthe New Yorker, Wired, The Economistなどのライターを務めた)とMark Halperin(Timeマガジンの編集長でシニア政治アナリスト

  • 渡辺由佳里のひとり井戸端会議

    2007年にTypePadで始めたこのエッセイブログは、当初予想できなかったほど多くの方に読んでいただけるようになりました。 けれども、テクノロジーの変化にともない、このブログプロバイダでは不都合が増えてきました。 そこで思いきってwatanabeyukari.comというドメイン名を獲得して引っ越ししました。 リンク先に行って、ブックマークしてくださいね!

    渡辺由佳里のひとり井戸端会議
    yuco
    yuco 2009/12/24
  • オバマ大統領のノーベル平和賞とアフガニスタン戦争

    オバマ大統領のノーベル平和賞受賞スピーチを聴きながら、あれこれ思いました。(聞き逃した方はこちらをどうぞ) ナチスドイツに対して交渉では平和は実現しなかったという「just war(正義の戦争。正当化される戦争)」の観念は理解できます。「平和」を願い、デモするだけでは平和を守ることは不可能です。 けれどもオバマ大統領のアフガン増派の決断は政治的なものだったと思います。もしアフガンから撤退して9/11のような悲劇が起こったら彼が目標にするgreater goodを成し遂げることはできません。私が彼の立場であったら撤退する勇気があったかどうかわかりません。それでも私はアフガニスタンからの撤退が正しい判断だったと思っています。アフガニスタンでの勝利というのはまずあり得ません。またnation buildingも無理です。経済的にも疲弊することがわかっています。そして、もちろん失われる人命が最大の

  • 洋書ファンクラブ

    洋書ファンクラブ は、4月に youshofanclub.com に移動しました。 トップページのお知らせリンクから訪問してください。 Amazon.comを使った超簡単な「初めての洋書」の選び方 前置きが長くなりましたのでこの辺でAmazon.comを使った「初めての洋書」の超簡単な選び方をご紹介します。 1.Amazon.comのBooksのページの左にあるカテゴリーから児童書(Children’s Categories)のページに行きます。Ages 9-12を選びます。(絵ではない理由はこれまでに書いたので省略します) 2.英語力というよりも好みを基準に「Ages 9-12」か「Young Adult(高校生対象)」を選びます。(9-12歳用では性的な表現がほとんどなく、人物描写はやや単純な傾向があります) 3.Avg. Customer Reviewで★4つ以上をクリックします。

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  • 20代の若者二人のビジョンがいかにして世界を変えたのか - Googled

    洋書ファンクラブ は、4月に youshofanclub.com に移動しました。 トップページのお知らせリンクから訪問してください。 Ken Auletta 400ページ(ハードカバー) Penguin Press 2009/11/3 ノンフィクション/ルポ/ビジネス サブタイトル「The End of the World as We Know It」 夫の仕事の影響で私はGoogleの初期からのユーザーでした。インターネットを立ち上げたときのホームページはGoogle(現在はiGoogle)、Gmailはまだ一般に紹介されていないときに始めました。おかげでよくある名前にもかかわらず数字抜きのすべてのバージョンを押さえることができたのです。 いつのことだったか記憶が定かではないのですが、Googleが出現する前のたぶん97年か98年頃にAltaVista(Yahooの検索エンジンを提供し

  • 成功と幸福の秘訣は「遊び」にあり-Play: How It Shapes the Brain, Opens the Imagination, and Invigorates the Soul

    成功と幸福の秘訣は「遊び」にあり-Play: How It Shapes the Brain, Opens the Imagination, and Invigorates the Soul 人生に成功し、幸福に暮らしたければ、生涯通じてしっかり遊ぼう オリンピック選手が「楽しんできます」と言って非難されたように、日には「苦しみに耐えて、悲壮にがんばる」者が褒め称えられ、楽しむ者が徹底的に非難される環境があります。それは「好きなことをやる=遊び」への罪悪感があるからでしょう。それほどではありませんが、アメリカにも「遊び」への罪悪感が存在します。 けれども、病院の臨床ディレクターとカリフォルニア大学サンディエゴ校の準教授を勤め、遊びを研究するThe National Institute for Playという非営利団体を設立した医学博士のスチュアート・ブラウンは、「遊び」こそが成功と幸福を

  • 才能を殺さない教育-はじめに

    この作品を書くきっかけになったのは、娘の通う公立学校でのボランティアだった。 日での公立学校生活をあまり楽しんだとはいえない私は、住んでいるマサチューセッツ州の町立公立学校に対して殆ど期待はしていなかった。いくら教育で有名な町であっても、日よりは教育程度は劣っているであろうし、虐めだってあるだろうと決めつけていた。だから、学校の教室に入り込んで直接教師や同級生を監視できるボランティアを希望したのである。 まず私が驚いたのは、小学校での虐めがないことであった。これは、私自身の観察のみならず、小学生、中学生、高校生を取材して確認したことである。次に私の先入観を覆したのは、学問的達成度である。小学校ではまったくといってよいほど詰め込み教育をしないのに、多くの生徒が中学校ですでに日の大学生と同程度の論文を書き始め、世界史と国際政治に関しては日の大学生よりも詳しく、数学でも中学校で日の高校

  • 米国の猫好きが愛するコージーミステリー「The Cat Who...」

    洋書ファンクラブ は、4月に youshofanclub.com に移動しました。 トップページのお知らせリンクから訪問してください。 シリーズ化しているコージーミステリーは、一度登場人物や文体に慣れると、次からすぐに入り込むことができます。ですから沢山の洋書を読みこなしたい方におすすめです。今日は私が昔はまっていたコージーミステリーをご紹介します。 Amazon.comのThe Cat Who...作品リスト 題名からもおわかりのようにが主要な登場人物(?)で、私が約20年前に空港の屋で最初に購入した理由もそれでした。 アメリカに住むようになってから大型犬のほうが好きになってしまい、ものを読むことが少なくなりましたが、今でも空港で”The Cat Who...”というLilian Jackson Braunのを見かけるたびに、「あ、また新しいのが出たんだ」と懐かしくなります。 私

    米国の猫好きが愛するコージーミステリー「The Cat Who...」
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