わざと「質を下げた」企業広告に、あなたは騙されていませんか? 『サピエンス全史』著者絶賛の『知ってるつもり』試し読み② 発売直後から話題沸騰の『知ってるつもり——無知の科学』(スティーブン・スローマン&フィリップ・ファーンバック、土方奈美訳)。世界的ベストセラー『サピエンス全史』著者のユヴァル・ノア・ハラリは、本書について次のように書いています(ニューヨーク・タイムズ書評)。 「著者らが正しければ、有権者や消費者により良い情報を与えることは無意味に等しい」 一体どういうことなのでしょう? ハラリも特筆した衝撃の事実を、『知ってるつもり』本文より抜粋公開します。 * どんな製品を買うときでも、消費者は細部に関心を払おうとしない。バンドエイドを買いに行ったところ、店頭の商品がすばらしい新機能をうたっていたとしよう。 「パッドの気泡が傷を早く治す」このバンドエイドを割高でも買おうと思うだろうか。
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