著: 荻原貴男 JR高崎駅から20分ほど歩いた場所で、REBEL BOOKS(レベルブックス)という小さな本屋を営んでいる。お客さんの中には、初めて高崎に来るという人も少なくないので、知りたい人には可能な限り、おすすめスポットを伝えるようにしている。 紙の実体がある方が行動を促すので、高崎の街を歩いて楽しむためのこんなマップを作って配ってもいる。 REBEL BOOKSで作成しているマップ。個人的に本当におすすめできる店しか載せていないので、どこに行っても大丈夫。理由があって載せていない良い店もあります、席数が少ないとか これを見ながらいい店・いい場所の話をしていると「高崎、面白い町ですね」という反応が返ってくる。そう、高崎、意外と面白いのだ。 ところで僕はほとんど無意識的に、「面白い」の前に「意外と」という言葉を添えている。それは、30歳ぐらいまで自分自身が高崎をあまり面白いとは思ってい