自分の修論は氷の誘電率を統計力学で計算する話だった.その研究はうまく行かなかったが,もとになった話はなかなか面白く,その後も発展しているので,2回のシリーズで紹介したい.今回はまず80年前にはじまる基本の話を説明し,次回はそれから現代までの探究を扱う.今回の分は「ベイズ統計と統計物理」という小冊子で「統計物理の典型的問題」として説明したものと重なるが,気持ちを新たにしてできるだけ分かりやすく書いてみた. 「氷」ってどんなもの? 「水の固体を氷という」のは誰でも知っているが,その中身はどうなっているのだろうか.「水分子が規則的に並んで結晶になっている」には違いないが,実はかなり面白い様子になっている. まずは図を見てもらいたい.白いのが酸素原子で,黒いのが水素原子である. もっと詳しく見たければ,たとえばこのリンク先を見て頂きたい(本当は立体模型を見るのが一番である).Hexagonal i
(米ニューヨーク・タイムズに掲載された無線ランの動きを示す画像 サイトより) WI-FI(無線LAN、ワイヤレス)機能は非常に便利で、私も自宅で複数の電子機器をこれでつないでいる。 しかし、目には見えないWI-FI情報から、他者がさまざまな情報を収集することが出来る。 この点を改めて気づかせてくれたのが、米ファッション小売チェーンNordstromのWI-FI情報を利用した顧客サービスだ。 テクノロジーに詳しい人にとっては、今更のことだろうけれども、一部始終を紹介してみたい。 英ニュース週刊誌エコノミスト(7月21日付、ウェブサイト)によると、Nordstromは、昨年10月から、数ヶ月にわたる実験として、米国内の17の店舗に入った客や通り過ぎた人が持っていた、WI-FI機能付のスマートフォンやそのほかの電子機器から端末識別IDや位置情報などを収集し、店舗内外での人の動きを調査していた。
2007年05月17日23:34 バネモデルによるグラフ描画をJavaScriptで カテゴリIT バネモデルによるグラブ描画をするJavaScriptライブラリを書きました。 サンプルはこちら http://sawamuland.com/graph/sample.html バネモデルの基本は2つのノード(点)がつながれている場合、そこにバネがあるとして力(内向きまたは外向き)を計算し、 さらに自分とつながっていない全てのノードから距離に応じた斥力(反発する力)を受けるとして位置の移動を繰り返します。 つまり、つながれた2点が近すぎる場合は反発し、遠い場合は引き合い、つながれてない他の点からは等しくはなれようとするため多くのエッジ(線)を持つ集合が固まり、線が少ないノードはそこから離れて行きます。 この実装ではバネの力は log( ノード距離 / バネの長さ ) に適当な係数をかけて計算し
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