まったく人間とも思えない、真に「悪意に満ちた人間」というものは、残念ながら存在しているようです。自分の欲求を満たすためにはどんな手段も厭わない、自分の欲求の妨げとなるモノはなんとしても排除するような人間。あるいは、自分を取り巻く世界の全てに対して憎悪と敵意をもって接する人間です。 最近では「精神異常」という言葉を嫌い、「反社会性人格障害」=「サイコパス」という言葉が好んで使われているようです。大昔であればこのような人たちは「狂人」として、半ば病気のような扱いを受け、社会から隔離されてきました。しかし現代では、彼らは「社会」さえなければ(そんなことはありえないのですが)、ごく正常な「人間」だという扱いを受けています。彼らが異常であるのは、この「理性ある人間の集合」=「社会」の中にいるからであり、例えば弱肉強食の野生動物の世界にいると仮定すれば、なるほど彼らは「正常な人間」よりむしろ正常である
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